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長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)の効果

長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)とは、ポリカプロラクトン(PCL)という化合物からできている、これまでにないタイプの新しい注入剤(フィラー)です。新しいとは言っても注入剤としては新しい、という意味で、外科手術の際には縫合糸、吸収糸、つまり最終的には溶けるので抜糸が不要な糸として既に使われてきています。つまり、今まで注入剤としてよく用いられていたヒアルロン酸と同じく、この長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)も、人体との親和性がよく、最終的には全て吸収されるので安全であるということです。

長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)の効果

長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)の特長、効果

長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)の特長、効果は、まずはその名のとおり長期間持続することです。ヒアルロン酸はせいぜい数ヵ月程度の持続時間しかありませんでした。そのため何度も注入を繰り返す必要があったわけです。しかし、エランセは1年~3年もの長期間、効果が持続します。なお、この期間はエランセのタイプによって異なります。
さらに、この長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)の特長として、単に持続時間が長いだけではなくて、その間に注入部位での自己コラーゲン新生を促す作用を併せ持っていることが挙げられます。つまり、エランセを注入することで、直ちに皮膚にハリを取り戻してしわを改善するとともに、徐々にコラーゲン新生を促しつつエランセ自身は吸収されることで、自然な皮膚の状態を維持することができるということです。
エランセは、2011年に革新的美容フィラー大賞を受賞しており、欧州のCEマーク及びアメリカのFDAも取得しています。

納得してから施術に臨むことがなによりも重要

どんな形成手術、美容手術でもそうですが、仕上がりには個人差があります。また費用も決して安いものではありません。エランセ注入は多少の修正は効きますが、大幅な修正は困難です。そういうわけで、施術には信頼できる医師のもと、しっかりとカウンセリングを受け、仕上がりについて医師の持つイメージと自分の持つイメージとをできる限りすりあわせて、納得してから臨むことがなによりも重要です。

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