隆鼻術のダウンタイム

2016/04/12

隆鼻術は鼻筋を高くする目的で行われる整形手術です。
プロテーゼを使って半永久的に鼻を高くする場合と、ヒアルロン酸などのゲル状の注入剤を入れて行うプチ整形があります。
ダウンタイムの平均は、プロテーゼで約1週間、ヒアルロン酸などのプチ整形で1日程度です。
ダウンタイムとは手術を受けてから元の生活に戻れるようになる期間で、短いほどスケジュールが組み立てやすくなります。美容整形手術はほとんどが入院不要なので、周りの人から見て腫れや傷が目立たない程度になるまでの期間がダウンタイム、と考えれば良いです。
プロテーゼによって隆鼻術を行う場合、プロテーゼの厚みや長さが大きいと腫れやすくなります。

術後の過ごし方

手術は局所麻酔か全身麻酔をかけて行うので、入院は不要です。クリニックによって異なりますが、手術後にテーピングや鼻ギプスによる固定が必要になることもあります。ギプス中でもシャワーや洗髪は可能ですが、ギプスが濡れているのはあまり良くないので、濡れたら乾かす必要があります。
術後3日までが腫れのピークで、1週間経つと抜糸やギプスを外すために再受診します。この頃にはほとんど元の状態に戻りますが、内出血は長い人だと2週間くらい続くこともあります。
隆鼻術から1ヶ月までは、鼻周辺を過剰にいじる行為は避けるようにします。うつ伏せ寝やマッサージも避けて、鼻をかむときには優しくかむようにします。術後に鼻をかむのは負担がかかるので、なるべく拭き取るだけにとどめます。
完全に患部が落ち着くには、3ヶ月程度かかります。
これに対して、ヒアルロン酸注射などのプチ整形ならば、ダウンタイムは1日です。傷跡も注射針の針穴だけなので目立ちません。メイクは翌日から可能なので、内出血が出てもメイクでカバーすることができます。
術後1週間までは鼻の周辺はあまりいじらず、丁寧に扱うようにしましょう。
隆鼻術を受けるときには、生活に支障が出ないようにスケジュールを考えて受けるようにしましょう。