眉間プロテーゼのリスク

2016/04/11

眉間プロテーゼとは、眉間部分に柔らかい素材の人工軟骨を入れることで眉間を高くする整形のことを言います。眉間を高くすることで、鼻筋にメリハリを出すことができます。元々鼻が高い方は眉間プロテーゼのみの手術でかまいませんが、鼻も眉間も低い方で眉間プロテーゼだけを行うことはほとんどありません。大体の人が鼻を高くする隆鼻術も行うようになります。眉間プロテーゼはメスを用いた手術となりますので、局所麻酔や静脈麻酔などの麻酔を使用します。静脈麻酔の場合は別途料金を発生する可能性もありますが、不安を感じることなく手術を受けることができますので医師に相談すると良いでしょう。

鼻筋を美しくしてくれる眉間プロテーゼですが、リスクもあります。まず術後のダウンタイムには個人差がありますが、腫れや内出血、むくみなどの症状があらわれることがあります。いずれも1週間～3週間程度で治まるとされていますが、強い痛みや腫れなどが長引く場合は細菌に感染して化膿している恐れがあります。放置しておくと膿が出てきたり、軟骨が飛び出してきたり恐れもあります。また、痛みを感じる人もいますが、クリニックより処方される痛み止めを服用すればある程度緩和することができます。

その他のリスク

その他のリスクとして鼻づまりが起こったり、鼻が傾いたり、鼻の穴の大きさが左右対称ではなかったり、眉間が高すぎることで不自然な鼻筋になったりといったことが考えられます。いずれも対処する必要がありますので、違和感を覚えたらなるべく早めに医師に相談するようにしましょう。
尚、費用に関しては30万円前後が相場とされています。非常に安い金額で手術を行う美容クリニックもありますが、価格だけで判断せずに事前のカウンセリングはしっかり行ってくれるか、手術に際し、メリットだけでなくデメリットやリスクも説明してくれるか、アフターケアはしっかりしているかなど総合的に判断して美容クリニックを選びましょう。