日本人は、西洋人に比べると、顔にメリハリがなく、平坦な顔立ちの人が多いです。
そのため、彫りの深い顔になりたいという要望を持つ人も少なくないのです。
彫りの深さは、鼻筋によって決定します。
美しい鼻筋は、鼻の高さと眉間の高さが重要です。
眉間を高くして、美しい鼻筋に整えるのが、眉間プロテーゼです。
眉間プロテーゼの手術
眉間プロテーゼの手術では、鼻の付け根から眉間にかけての三角地帯に、ゴアテックスという人口軟骨を挿入します。
そして、眉間から鼻にかけて高さを出すことで、立体的なメリハリのある鼻を作ります。
ゴアテックスは、保温性と通気性に優れています。
人体との親和性に優れ、やわらかいので、美容整形をはじめ、様々な分野で使われています。
眉間から鼻筋にかけて自然な流れのラインを作る場合は、一体型のゴアテックスを使います。
しかし、くっきりと見せたい場合は、眉間ゴアテックスに鼻筋シリコンを縫い合わせてプロテーゼを作るケースもあります。
眉間プロテーゼは、単独で行うことはほとんどなく、鼻筋を高くする隆鼻術を一緒に行うことが多いです。
眉間プロテーゼの施術は、30分ほどです。
術後のダウンタイムについて
術後のダウンタイムについては、個人差があります。
大きな腫れは、2日から3日くらいで引きます。
ただ、顔が浮腫みやすい体質の人は、腫れが長引くこともあります。
眉間プロテーゼの手術を行っているクリニックは多いです。
しかし、医師の技術力やスタッフの能力は、クリニックによって差があります。
ですから、手術を受ける前に慎重に調べて、信頼できるクリニックを選ぶことが大事です。
評判の良いクリニックは、アフターケアもしっかりと行ってくれるところが多いです。
手術に対して不安や疑問がある場合は、カウンセリングで手術を行う担当医に相談するといいです。
カウンセリングでは、眉間の高さや形などについて、担当医が患者の希望を聞き、手術の流れやアフターケアについて詳しく説明してくれます。
カウンセリングで説明を聞いて納得した後、手術を行うことになります。
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