顔の中心にあるだけに鼻の形はそれだけで顔の印象を左右してしまいやすいため、人によってはコンプレックスの原因となってしまうものです。
例えば、わし鼻と呼ばれるようは鼻筋が太く横に広がっている鼻は、どっしりと重たい印象の顔になってしまうこともあります。
このように鼻の形で悩んでいる方におすすめの美容整形術が鼻骨幅寄せです。
鼻骨幅寄せは、鼻筋の余分な骨を削って寄せる手術で、受けることですっきりとした美しい鼻筋を半永久的に手に入れることが出来るという夢のような手術です。
失敗のリスク
しかし、一方で鼻骨幅寄せには失敗のリスクもあります。
失敗の中でも多いのが、経験不足な医師によるデザイン上の問題や術後のギブス固定からくる問題で、鼻が曲がってしまったり、左右が非対称になったり、片方の鼻が詰まってしまうというような手術の失敗です。
他にも鼻骨と近い位置で繋がっている上顎との関係で、術後に大きく噛み合わせが変化してしまうというような失敗例もあります。
これらは全て医師の経験や技術の不足からくるものですが、起きてしまった場合、そのままにしておくというわけにはいきません。
見た目的にも機能的にも修正をする必要が出てくるはずです。
鼻骨幅寄せの修正は主に再手術で鼻骨を広げることとなりますが、この場合はプロテーゼ挿入や軟骨の移植、ヒアルロン酸注入といった方法が考えられます。
事前にアフターケアの有無や失敗時の対応について確認しておくことが重要
再手術の料金は、鼻骨幅寄せ手術を受けた病院であれば基本的に無料となることが多いのですが、アフターケアのない病院であった場合は数十万円単位が請求されることもありますので、手術を受ける前に事前にアフターケアの有無や失敗時の対応について確認しておくことが重要です。
また他の病院で修正をする場合は、再手術は通常の手術よりも難しいことが多いため、最初の鼻骨幅寄せ手術にかかった費用よりも料金が高くなる傾向にあります。
修正にかかる期間も場合によっては年単位必要となることもあるなど、失敗には大きなリスクがついてまわりますので、出来るだけ失敗を避けるために鼻骨幅寄せ手術を考えた時には、実績豊富な病院をしっかりと比較検討して選ぶようにしましょう。
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