鼻の整形の名医
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鼻中隔延長PRC法のリスク

鼻筋が通っているということは、美人の特徴の一つです。しかし、日本人は遺伝的に鼻が短く、愛嬌があって可愛いともいえるのですが、美人鼻ではありません。そこで行われるのが鼻中隔延長手術です。その中で、安全で質の良い移植用のブタ肋軟骨が使用する鼻中隔延長PRC法は、効果が半永久的であることや、傷跡が目立ちにくいこと、さらに自分の体から軟骨を採取する必要がないなどの理由で人気の手術法となっています。

しかし、ブタの軟骨を入れるなんて、安全なのだろうかと不安な方もあるかもしれません。ブタ軟骨の安全性に関しては、心臓血管外科(心臓弁)や形成外科領域(皮膚)などで、すでに医療用として用いられており、人体との親和性が高く安全性に関しては心配ありません。むしろ、手術時間を大幅に短縮させることができることや、自家軟骨を採取した場合に起こる疼痛や傷跡が残るという心配がないこと、さらには変形や石灰化が起こりにくいことなど、様々なメリットがあります。

鼻中隔延長PRC法のリスク

リスクについて

では、鼻中隔延長PRC法にはリスクが一つもないのでしょうか。いくつかの注意点はあります。まず、挿入するブタの軟骨は自身の組織ではないために、異物反応が起きることがあります。また、どんな手術でもそうですが、感染などを引き起こすリスクはあります。また、鼻中隔延長PRC法の術後1~2週間ほど鼻づまりが出る場合あります。さらにリスクではありませんが、鼻先にギブスを72時間していなければなりませんので、仕事上不都合が生じる場合があるかもしれません。

また場合によっては、軟骨が定着させることができず、浮き出てきてしまうことがあります。このようなトラブルが生じた場合は、修正手術が必要になります。修正手術では内部処理を行っていきますが、皮膚まで悪化してしまった場合は、綺麗な状態に戻らない場合があることも予め理解しておく必要があります。なお、鼻中隔延長PRC法のダウンタイムには2週間前後を要します。

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