美容外科では色々な美容整形が行われています。
その中でも古くから行われてきたのが、隆鼻術です。
低い鼻がコンプレックスという方は多く、昔はプラスチックや牛の骨を鼻に挿入していた時代もあったようです。
現在、隆鼻術といえば「I型プロテーゼ」を挿入する方法が、主流となっています。
I型プロテーゼの特徴
I型プロテーゼは名前の通り、I字型をしているシリコンで鼻根を高くできる点が特徴です。
スッと鼻筋が通るので鼻だけでなく、顔全体の印象ががらりと変わります。
また、鼻を高くしたいというだけでなく、目と目が離れているという方もI型プロテーゼを挿入し、鼻根を高くする事によってコンプレックスを解消できます。
I型プロテーゼは鼻先に負担がかからない為、時間の経過と共に皮膚が薄くなるといった心配もありません。
ですので、現在はほとんどの美容外科クリニックで、このI型プロテーゼでの施術が一般的となっているのです。
施術は鼻腔内、鼻の穴の中を切開し、そこからプロテーゼを挿入します。
顔の表面を切開しない為、傷跡が気になるという事はありません。
トラブルを回避するため、気を付けるべきポイント
I型プロテーゼの挿入には曲がらないようにするためのプルアウト固定や、感染率をほぼ0%に出来るドレーンや抗生剤点滴のケアを行っている病院があり、ダウンタイムを長引かせずに治療をする場合、こういった上手な病院で整形を行う必要があります。
ダウンタイムについて
ただ、鼻の穴の中とはいえ切開・縫合するという手術を行う事から、ダウンタイムは存在します。
施術後、強い痛みや腫れは約3日から1週間程度続くようです。
ただ、痛みは鎮静剤によってコントロールできるくらいなので、痛みが苦手という方も安心でしょう。
完全に腫れが引くには3カ月程度かかると言われています。
早く腫れを引かせたいという場合、寝る時に頭を高くすると腫れが軽減するようです。
また、内出血を起こすケースもあるので、その点も考慮しておきましょう。
個人差はありますが内出血は1週間から2週間程度で、収まる場合が大半です。
痛みなどがある時は運動を行うと血行が良くなり、さらに症状が悪化してしまう恐れがある為控えます。
まとめ
このようにダウンタイムはある隆鼻術ではありますが、1度施術を受けたら、その効果は半永久的です。
鼻にコンプレックスを感じているなら、I型プロテーゼによる隆鼻術を検討してみましょう。
上手なドクターであれば、プロテーゼの材料を多くそろえており、T字の連結プロテーゼの用意もしています。安い病院や派手な広告で(例えばダウンタイムが無いとか腫れないとか)釣られてしまい失敗しないように、鼻を高くする整形の専門的な研究を行っている医師を選ぶ必要があります。
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