鼻の整形の名医
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自家組織移植のリスク

自家組織移植による隆鼻術は、従来のプロテーゼを使用するものに比べて細菌感染のリスクが低減できること、レントゲンに写らないこと、自然な形にできることなどメリットが多く、選択する人が増えている最近人気の隆鼻術です。

しかし良いことばかりではなく、当然ながらリスクもあるのです。自家組織移植による隆鼻術がどのようなものか、しっかりと知った上で選択することが大切です。
自家組織移植のリスク

自家組織移植のリスク

自家組織移植のリスクその1、自家組織採取のための手術が必要
当然ながら移植するための自家組を採取する必要があります。耳介軟骨という耳の軟骨か、助軟骨という胸の軟骨を使うことが多いのですが、採取の際に切開をするので、小さいですが傷が残ります。

自家組織移植のリスクその2、失敗した際の修正が困難
プロテーゼであれば除去してしまえばもとの形に戻りますが、自家組織移植の場合、組織同士はすぐに癒着してしまうので、気に入らなかったと言って簡単に修正することが出来ないのです。
また衛生面の整っていない病院で手術を受けた場合、手術中に感染症を起こしてしまうことが考えられます。感染により炎症を起こし変形してしまった鼻の修正も大変困難となります。

自家組織移植のリスクその3、時間が経つと鼻の形が崩れる可能性がある
移植した組織は軟骨なので、もとの組織に吸収されてしまうことがあります。すると移植した直後の整えた鼻の形ではなくなってしまうので、修正が必要になります。そしてその修正も、リスクその2で書いたように大変困難なのです。

自家組織移植のリスクその4、料金が高額になる
自家組織を採取する手術と、移植する手術の2つを行うので、従来のプロテーゼ挿入手術と比べて高額になります。一概には言えませんが、目安としてプロテーゼによる隆鼻術は30〜40万円、自家組織移植による隆鼻術は30〜60万円程度です。

美容整形は高い技術が必要な手術です。技術の高い医師、信頼できる病院を探すことが重要です。

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