鼻中隔延長ＰＲＣ法のダウンタイム

2016/04/18

鼻中隔延長ＰＲＣ法は鼻を形成するための美容手術法です。簡単に言うと、豚の軟骨を鼻に入れて形を整えます。従来の鼻中隔延長法は、自分の耳の軟骨などを用いて行われていました。この方法は軟骨を取り出すときに出来る傷跡と、鼻に入れるときの傷跡の2つが必要でしたが、鼻中隔延長ＰＲＣ法であれば軟骨を取り出す手間がありません。

ダウンタイムについて

この鼻中隔延長ＰＲＣ法のダウンタイムは、約1～2週間ほどです。そのうちの数日間は鼻の固定を行います。このダウンタイム期間は鼻への刺激を避けなければなりません。内出血が出ると、吸収するまでに約3週間と長い時間がかかってしまいます。腫れも出ている場合は、内出血と同様に長引きます。
鼻中隔延長ＰＲＣ法は痛みがあります。もちろん麻酔はしますので、効いている間は痛さは感じません。痛みに強くない人は、静脈麻酔も選択できます。この他にも笑気ガスやクリームタイプの麻酔も使えます。医師の判断もありますが併用もできます。この麻酔は別料金になっていますので、まずは相談してみましょう。
鼻中隔延長ＰＲＣ法は豚の軟骨を用いた手術で、自分自身の軟骨を取り出すよりも安全性の高い手術です。しかし、稀に豚の軟骨が合わずに、腫れてしまう人もいます。失敗すると、鼻が浮いたようになってしまい、不自然な仕上がりになります。

技術力と経験の多い医師を選ぶことが大切

こういった失敗やトラブルを防ぐためにも、技術力と経験の多い医師を選ぶことが大切です。費用を安く上げたいからと言って、安いクリニックを選択するのは止めましょう。診察のミスや判断ミスもありえますし、望んだ結果が出ないこともあります。
この手術にかかる費用は約60万円からとなっています。麻酔を変更、手術後に出される薬や軟膏の数や種類、医師の技量次第ではもっと費用はかかります。まずはクリニックでカウンセリングを受けて、色々な相談をしてみましょう。カウンセリングや相談だけなら無料というクリニックもあります。