整鼻術は、鼻筋や鼻自体が曲がっていたり、太く丸い鼻を整えて、理想の形に形成しなおす治療法・施術方法です。手術の切開方法としては、顔面の皮膚から行う外側の手術と、鼻の粘膜側つまり内側から切開する方法の2つがあります。また、骨自体が曲がってしまっている場合は一度切開して、骨を切ったり、まっすぐに矯正したりもします。鼻中の穴を左右に隔てる鼻中隔軟骨の矯正も同時に平行して行うことができるため、きれいでまっすぐと通った鼻を仕上げることが可能です。
整鼻術を行うメリット
整鼻術を行うメリットは大きいです。整鼻術を行って鼻筋が通る確率は高く、またきれいに見えてお顔全体の印象も簡単に変えることができる部位であるので、きれいに行えばほかのパーツを整形しなくても整った印象へと早変わりすることでしょう。
整鼻術を行う上でのデメリット・リスク
しかし、どんな優れた手術・施術といえど欠点はあります。整鼻術を行う上でのデメリット・リスクとしては、表面切開は手術を行う際、医師の視界が良く作業もしやすいため、失敗しにくいのですが、皮膚の表面に傷跡が残ってしまうことが難点です。反対に、鼻の内側から切開する方法は仕上がりがきれいになり見た目も美しいですが、内側から行うためどうしても作業がしづらく難易度が上がります。当然手術費用が高くなりますし、失敗率も上がってしまいます。また、手術の際は全身麻酔を施さなければならないため、身体に負担がかかってしまいます。体質や持病によっては拒絶反応が出る場合があるため、医師による綿密な検査やカウンセリングが不可欠となります。また術後の痛みの期間・ダウンタイムが長引いてしまう方もいらっしゃって、長ければ1ヶ月も伸びる方もいらっしゃいます。
また、整鼻術は思わぬ失敗もあります。思った通りの形成・形にならない可能性もあり、また鼻骨を削る際に削り過ぎてしまっても修正するのが困難になります。いずれにせよ、手術を受ける医師・整形外科を選ぶ際は慎重に、そして信頼のできるところを選ぶようにしましょう。
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