隆鼻術のリスク

2016/04/12

高い鼻に憧れているという場合、隆鼻術という手術を受けると良いでしょう。これはプロテーゼや注入物によって鼻筋を通すという方法であり、自身に合った方法を選ぶことが重要です。この手術を受けることで鼻が高くなるため、見た目の印象が綺麗になります。また、鼻の形自体を変えるわけではないため、元の鼻に戻すこともできます。隆鼻術でも軟骨や糸を使った方法がありますが、拘縮フリーの素材を使う方法がおすすめです。また、人工の隆鼻術でもI型とL型のプロテーゼがあります。リスクを最小限に抑えたい場合、オーダーメイドの船型やプルアウト固定などをすると良いでしょう。

リスクについてはっきりと説明しないクリニックも多い

隆鼻術は要望と顔全体のバランスを考慮したカウンセリングが重要であり、メリットだけでなくデメリットについてもきちんと説明してくれるかどうかがポイントです。しかし、リスクについてはっきりと説明しないクリニックも多く、手術後にトラブルが起きて初めて気づくケースもあるので注意しましょう。隆鼻術のリスクでは被膜拘縮が代表的なトラブルとなっているのですが、挿入したプロテーゼが拘縮すると、ずれたり左右差が出てしまうことがあります。拘縮が起こってしまうタイプの材料を使っているクリニックが多く、それによってトラブルが起きています。リスクを回避したい場合、被膜拘縮が起こらない素材を使用しているクリニックを選ぶようにしましょう。

感染リスクについて

どのような手術でも感染のリスクはあるのですが、感染すると抗生物質点滴と洗浄処置をし、場合によってはプロテーゼを取る必要もあります。感染は隆鼻術のリスクの中で最も警戒する必要があり、衛生面のしっかりとしたクリニックで施術を受けた方が良いでしょう。衛生面にもこだわったクリニックなら安心して任せることができます。鼻先の部分がつまんだような状態になってしまうこともありますが、L型プロテーゼでオーダーメイドもしない手術の場合に起こりやすくなっています。