リップリフトとは鼻の下と上唇の間を縮める美容整形法で生まれつき鼻の下が長いことで悩んでいる人や加齢によって上唇が下がってきてしまった人に注目されつつある整形法です。上唇にボリュームを出すこともでき若々しさを得ることもできるため、人気になりつつありますが、このリップリフトにももちろんリスクがあるのです。
リップリフトのリスク
リップリフトは上唇の山の部分を引き上げる方法なので、その分口角が下がって見えてしまうことがあります。若返るために施術をしていても、口角が下がってしまうとかえって疲れて見えたり老けて見えてしまうので本末転倒になってしまいます。また術後1週間ほどは皮膚が引っ張られている感覚があるので、口を動かしにくかったりしゃべりにくかったりして仕事などに影響が出る恐れもあります。さらにリップリフトはそれだけでなく口角を挙げる整形法や上唇の形状を維持するための整形法が並行して導入されることが多くありますが、一度に様々な施術を口の周辺に行うためそれだけ副作用が出るリスクも高まります。また一か所が崩れるとその他の施術も同時にやり直さなければいけないため、それだけ傷が増えるリスクも上がりますし、費用も高くなるのです。さらに医師の技術によっては鼻の下の傷跡が目立ってしまうケースもあります。このリスクを避けるためには皮膚縫合用の極細糸を使用する必要があるのですが、これは美容整形の中でも形成外科縫合に特化している医師でないと扱うのが難しいものです。そのため単にリップリフトが行える病院であるだけでなく、美容整形における皮膚縫合を専門とした医師に依頼する必要があります。特に男性が施術を受ける場合、皮膚の切除個所にひげが生えなくなることもあるので、事前に専門医ときちんと相談することが大切になってきます。
良い病院・良い医師を選ぶことが重要
これらのことをしっかりと理解したうえで、リスクを最小限にとどめるために良い病院・良い医師を選ぶことが重要です。手術を受ける病院が決まったら事前に丁寧に相談に乗ってもらう事もリスク回避には有効だと言えます。
- 鼻柱下降術の失敗3つと修正手術まとめ - 2017年11月1日
- L型プロテーゼの失敗の例3つと修正の原因を症例ブログ5つからまとめてみた - 2017年10月31日
- 自家組織移植の失敗3つと修正手術をブログから分析してみた - 2017年10月31日
コメントを残す