鼻プロテーゼは、鼻の穴の中を切り開いた後に鼻骨の手前までは皮下で剥離して、鼻骨の骨膜下を剥離してトンネルを作ります。ここにシリコンを挿入することにより、くっきりと筋が通った鼻を形成します。施術にかかる時間は約30分程度で、強い腫れは1週間程度で収まります。完成するまでにかかる期間は、3カ月から6カ月程度です。このために、手術後半年が経過するまでは、鼻に負担をかけないようにしなければなりません。具体的には、うつぶせで寝ないようにするなどの工夫が必要です。
クリニックごとにサービスや料金、施術レベルが異なる
鼻プロテーゼなどの施術を行う美容整形外科は、クリニックごとにサービスや料金、施術レベルには違いがあります。このために、仕上がりに満足できないというケースも少なくはありません。ただし、鼻プロテーゼの場合は取り返しがつかないというわけではなく、気にいらなければ取り除くことが可能です。挿入するよりもかなり簡単で、施術時間は長くても15分程度です。
また、この時に同時に再び挿入するという鼻プロテーゼ入れ替えという施術も可能で、気にいらない部分を修正することが出来ます。プロテーゼが大きく曲がっていたり、ずれて入っている場合は期間をあけなくてはなりませんが、通常は抜くのと同時に新しいプロテーゼを挿入するのが一般的です。これにより、一度の手術で完了するので、経済的な負担は軽くなります。
事前の比較検討が必要
鼻プロテーゼ入れ替えは、初めて挿入する時よりも手術後の腫れが少なく、ダウンタイムも短いケースが多く見られています。これは、既に空いているトンネルに挿入するからです。特に、正しく骨膜下にプロテーゼが入っている場合は、大きな腫れは2日から3日程度で引くことになります。
なお、鼻プロテーゼ入れ替えの料金は、クリニックごとに違います。これは、美容整形手術は自由診療に分類されており、健康保険は適用されないからです。このために、鼻プロテーゼ入れ替えを希望している場合は、事前の比較検討が必要となります。
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