鼻を高くする手術の中には人工軟骨プロテーゼを使用する方法もあります。人工物である以上、高さの調節は容易です。はっきりと隆鼻効果が見込めます。もしも満足いかなければ挿入したプロテーゼを抜去すれば元の状態に近い状態に戻すことが出来ます。しかし人工物であるがゆえに一生使用できるものではありません。成長や老化などの変化に対応して形が変化していくわけではないのと、クオリティの低いシリコン素材などは定期的に鼻プロテーゼ入れ替え手術を行なわなければならなくなる可能性もあります。
鼻プロテーゼ入れ替えは初めて通常の鼻に入れるのに比べれば術後の腫れも少なく、ダウンタイムも短く、失敗の少ない手術です。正しい位置にプロテーゼが入っているのであれば鼻プロテーゼ入れ替えのために剥離する面積もすくなくて済むため、2日から3日程度で大きな腫れは引いてしまいます。
ただ、鼻プロテーゼ入れ替えが必要なのはプロテーゼの輪郭が浮き出たり、ずれたり、飛び出たりというトラブルが起こるからであり、特に年齢を重ねると皮膚が薄くなっていくため、そのような作用が出てくるのです。L型プロテーゼの場合は鼻先の皮膚に負担がかかり、そういったトラブルが起きやすくなります。
費用について
美容整形で有名な高須クリニックなどはI型プロテーゼを使用しています。これだと皮膚への負担もかるく、その人に合った厚みや長さ・形のI型プロテーゼを骨膜下の正しい位置に入れておけば鼻プロテーゼ入れ替えの手間も必要なく、半永久的に同じものでいけるのです。
保険が適用されない美容整形手術だからと、できるだけ安いところを値段だけで選んでいては、何度も入れ替えを行なわなくなりかえって手間がかかる可能性もあります。
プロテーゼの抜去費用はクリニックによって異なります。無料でやってくれるところもあり費用がかかる場合もあります。鼻先にプロテーゼが飛び出したりといったトラブル以外にも、形が気に入らなかったりして入れ替えや抜去作業が必要となる場合もあるので、アフターケアも万全なクリニックを選ぶようにしましょう。
鼻プロテーゼ入れ替えの失敗例の内のひとつ、「感染」とは?
鼻プロテーゼ入れ替えを希望する人の多くは、もっと高く慕い、もっと細くしたいなどの他、ズレてしまった、感染症にかかったなどのトラブルが原因の場合も少なくありません。
ほとんどのケースは、プロテーゼを抜くと同時に新しいプロテーゼを入れる修正手術を行いますが、ズレてしまいには、曲がって入っているプロテーゼのスペースがポケットになっているため、いったん抜いて、後日新しいプロテーゼをいれなければいけません。感染やプロテーゼのズレは同時に入れ替えることができないので注意してください。
鼻プロテーゼのズレとは
鼻筋を通して鼻先を整える美容整形に、L型プロテーゼは便利な治療法です。ただ、時間の経過とともに、プロテーゼがズレて皮膚の外に飛び出してしまうリスクも非常に高く、難易度の高い手術となります。
鼻の整形手術は、外から見えない部分である鼻の穴から挿入するため難易度が非常に高く、微妙なニュアンスの違いを患者にもたれないようにするには、医師の技術やセンスが必要となるので、医師選びを慎重に行う必要があります。
オーダーメイドできていないプロテーゼは失敗の原因となる
もともとプロテーゼは、体の欠陥部分を補う医療器具全般のことをさしていましたが、現在では鼻の美容整形に使われるものを指すようになってきました。
隆鼻術は、プロテーゼを鼻筋に入れて高さを出していきますが、きちんとオーダーメイドできていないと、笑っても鼻先だけが動かない、異物感がある、プロテーゼの輪郭が見える、ズレるなどのトラブルが起こってしまいます。
これらのトラブルは、プロテーゼの形や大きさがあわなかった場合に起こります。
おすすめの鼻プロテーゼ法
鼻の美容整形手術を行った際、組織が壊死して感染を起こしてしまった場合、除去・洗浄の鼻プロテーゼ入れ替え手術を行う必要があります。
こういったトラブルを回避するためには、土レーンや抗生剤点滴を施しているクリニックがおすすめです。
技術が低い医師やクリニック、衛生管理の甘いクリニックの場合、このようなトラブルが起こる可能性もありますから、よりリスクを回避した治療を選び、オーダーメイドのプロテーゼを挿入する施術がおすすめです。
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