Ｌ型プロテーゼのリスク

2016/04/25

鼻を高くしたい、鼻のラインを綺麗に整えたいと考えた場合に有効な施術のひとつに、鼻にプロテーゼを挿入するという方法があります。
この鼻に挿入するプロテーゼには、Ｌ型プロテーゼとＩ型プロテーゼがあります。
これまではＬ型プロテーゼも多く使われてきたのですが、リスクを伴う事も多い為、現在ではＩ型を推奨するクリニックが増えてきています。
Ｌ型プロテーゼは、鼻先のところでプロテーゼが曲がった状態になっています。
その為、この角の部分が鼻先の皮膚に負担をかける事があり、それにより、鼻先の皮膚が薄くなる、もしくはプロテーゼ自体が露出しやすい状態になってしまう可能性があります。
そして、鼻に先が曲がった状態のプロテーゼをいれていると、鼻は常にそのプロテーゼの角度で固定される事になります。
その為に、表情を作った時に、鼻先の状態にあまり変化がなく、不自然な状態に見えてしまうという事や、鼻先が不自然な上がり方をしてしまうという事があります。
ですから、様々な場面で不自然さを感じてしまう可能性があります。

プロテーゼのメリットデメリットについて確認

それに対して、Ｉ型プロテーゼというのは、鼻先の形を固定してしまうという事はなく、とても自然な状態で鼻を高くしていく、鼻の形を整えていくという事が出来るようになっています。
その為、現在、美容系のクリニックでは、Ｌ型プロテーゼよりも、Ｉ型プロテーゼの方を推奨するようになってきています。
実際に、鼻に関する整形手術を受けてみたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、ただ漠然と鼻を高くしたいと考えるのではなく、その際の施術にも注目をしておく事が大切です。
特にプロテーゼを挿入して行う施術を受けたいと考えていらっしゃる方は、プロテーゼの形状も意識しておく事が必要になってきます。
そして実際に施術を受ける際には、カウンセリングの段階で、挿入するプロテーゼのメリットデメリットについて確認しておくようにする事が大切です。