自家組織移植は、鼻を高くしたいという修正の要望がある場合に用いられる施術の一つで、自分の組織を構成する軟骨・肋膜、真皮などの部位を用いる方法です。自家組織移植では、自分の組織細胞で構成されたものを使って手術を行うため、体の拒否反応を引き起こさないメリットが存在します。
特に鼻を高くしたい場合に、自家組織移植で自分の軟骨を用いれば柔らかいため加工もしやすく、挿入した箇所の組織の定着率が高い点でも優れています。定着率が高いため、ずれや動いたりといったことがなく自然の形で鼻を高くすることに繋げることもできます。
鼻の自家組織移植の美容整形・治療・修正
自家組織移植の美容整形は鼻の整形の中でも人気のお悩み・ご相談内容です。。
鼻の美容整形は、10年前のL型プロテーゼが主流だった術式から大きく変化してきており、名医であれば眉間から鼻先の角度、鼻の大きさや穴の形状までを含めた提案が出来ます。
例えば、眉間からのカーブにこだわった治療をするには隆鼻術+鼻中隔延長術+眉間プロテーゼなどの手術方法が度々行われております。
またプロテーゼやヒアルロン酸などの隆鼻術の素材も選択の幅が広がり、よりリスクを回避した治療をご相談窓口では提案しております。ご希望の方は遠慮なくお問い合わせいただければと思います。
鼻の自家組織移植とメリット
自家組織移植は、自身の身体の組織の一部を鼻(主に鼻尖)に移植する手術です。自身の身体から採取した耳介軟骨や肋軟骨、鼻中隔軟骨、筋膜などを使用します。
鼻を高くしたり(隆鼻)、鼻先の形状を整える(鼻尖形成)目的で行いますので、I型プロテーゼの挿入や鼻尖形成などの手術と同時に行うこともあります。
隆鼻素材としては以前よりシリコンプロテーゼが一般的ですが、異物を用いたくないという患者のご希望があります。鼻の皮膚の厚み、隆鼻する部位によっては、自家組織が第一選択となる事も多いです。
プロテーゼを挿入する隆鼻術に比べ、自然に近い形状にでき、自分の身体の組織を使用するため、細菌感染や皮膚が破けて露出するなどのリスクを低減できます。
隆鼻術でも耳介軟骨や糸を使ったものがございますが、お薦めの隆鼻術としては拘縮FREEの素材です。
美容整形の名医相談所では、名医のリストアップとお薦めの隆鼻術について解説しておりますのでお気軽にご連絡ください。
人工の隆鼻術でも、I型(アイガタ)とL型(エルがた)プロテーゼのカタチがありますが、鼻先への圧迫を減らせるオーダーメイドの船型、プルアウト固定などをする事で曲がりのリスクを最小限に出来ます。
こだわった隆鼻術をする事で修正・再手術を回避する事が出来ます。
失敗しないためには、経験豊富な名医を選ぶ事が非常に大切となります。
鼻の自家組織移植の名医と有名病院
鼻の自家組織移植の名医と有名病院は前述した名医の条件をクリアしている事が前提となります。
鼻の自家組織移植の症例数が多いだけではなく、クオリティの高い鼻の自家組織移植の症例数を多く積んでいる名医や有名病院を選択しなければなりません。
ご紹介をご希望であればお気軽にお問い合わせください。
鼻の自家組織移植の症例写真
失敗・修正・再手術・入れ替え・抜去
自家組織移植を失敗してしまった場合の美容整形はプロテーゼ(隆鼻術I型プロテーゼ・L型プロテーゼ)・鼻中隔延長術・鼻尖縮小術・小鼻縮小術・鼻翼縮小術・注入物などの材料の抜去・除去・入れ替えが考えられます。
自家組織も軟骨を使用する場合と筋膜などの軟部組織を使用する場合に分けられ、移植する軟骨の形も部位によって変わってきます。それぞれの自家組織の長所、短所、適応となる部位など症例実績を把握しているドクターを選ぶことが大切です。
異物反応が出てしまったり、拘縮、炎症、手術を行っている際に感染し、術後に化膿、お鼻が変形というトラブルもあります。変形しますと修正するのもとても困難になってしまいます。
拘縮が起こる素材などで入れ替え・修正・再手術をしなければならなくなると厄介なので、是非、はじめから失敗しないために名医を選択して頂く事が大切です。
こだわる名医は必要であればドレーン、抗生剤点滴2種類などを使うなどして感染率を限りなく0%にする事が出来ます。
失敗例の詳細は自家組織移植の失敗3つと修正手術をブログから分析してみたでまとめています。
鼻の自家組織移植の効果・仕上がり・アフターケア
自家組織移植の効果・仕上がりを評価する上では、鼻筋や鼻先の形状を確認する必要があります。
ばればれの形であったりすると綺麗とは言えません。
自家組織移植などの隆鼻術でのダウンタイムはおよそ2週間程度、アフターケアとしては、血流が良くなる事のない様に安静にお過ごしください。
鼻の美容整形を受けられる際には、以下の様な効果・仕上がりに注意する必要があります。
カタチ 触感 持続性 傷跡 合併症・後遺症 痛み 術後 経過
鼻の自家組織移植のトラブル・リスク・デメリット・後遺症
自家組織移植のデメリットを解説いたします。
自家組織移植はメリットが多い反面、デメリットがあり、そのデメリットは施術もしにくく難易度も高いため、修正でも失敗事例も存在します。修正の失敗事例には、ミリ単位の高さの調整ができずに鼻を高くしたい場合では高くなり過ぎてしまう点やそれほど変わらない場合があります。
他にも施術の仕方によっては形状が不安定になることも多く、さらに採取を必要とするケースもあり、採取元が変形してしまいます。しかも定着率が良い分だけ、一度の施術で完了して行かないと後からの修正や除去ができなくなってしまい、不自然な状態のままとなり残ります。
自家組織移植は体の拒否反応を起こさない自家組織を利用するので、安全性もありますが、難易度の高い分だけで失敗の事例も見られることに注意が必要です。
代表的なリスクとしては、polly-beak変形やピンチノーズなどのトラブルです。
技術が低いドクターを選択しますと、そのリスクを最大化してしまい失敗してしまいます。
自家組織移植と言っても様々な術式がありますので、治療を受けられる前に名医条件を理解して下さい。
ご相談窓口でも説明いたしております。
鼻を高くする美容整形のその他のトラブル・リスク・デメリット・後遺症については下記をご参照ください。
関連する治療法>>>鼻 自家組織移植のリスクとは?
鼻の自家組織移植のダウンタイム・腫れ
腫れ・ダウンタイムについては、プチ整形のもので1日~数日程度、隆鼻術の自家組織移植などは2週間程度が目安となります。ダウンタイム中に外出をしなければならない場合には、マスクなどで隠す事をお薦めいたします。
鼻の自家組織移植の料金相場と安い価格・費用
料金相場は40万円で、値段は安いと30万程度。
鼻の自家組織移植のまとめとオススメ
自家組織移植によって鼻が低い事を改善したり、ホリを深くしたりといった事が可能となります。
隆鼻術と言っても、プチ整形によるヒアルロン酸と、本格的な整形であるシリコンプロテーゼやゴアテックスでは解決出来るお悩みが異なりますので、出来ればクオリティの高い手術を選択する様にして下さい。
ご相談窓口にて、名医の条件、手術別のリスク、効果・仕上がりについてを解説いたしますので、お気軽のご相談頂ければと思います。
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