医師が教えてくれない耳介軟骨移植の裏側
鼻の耳介軟骨移植の疑問に医師が教えてくれないデメリット面から解説していきます。手術の前に必ず把握していたおきたい事項をまとめました。
耳介軟骨移植とメリット
耳介軟骨移植はメリットが高く、鼻の整形の中でも人気の施術です。具体的なメリットを紹介します。
だんご鼻の解消
耳介軟骨移植は、鼻が短く上に向いている方、鼻の穴が目立つこと方の症状解消や鼻尖部分の団子鼻を解消します。鼻先に耳の軟骨(耳介軟骨)を移植して長さや高さを調整します。軟骨をお鼻に移植する際は、お鼻の中を切開して入れますので、傷跡が目立つことはありません。
鼻尖の組織移植は、鼻翼軟骨の間を縫合した後に先端部分に耳介軟骨を移植しまが、土台の鼻翼軟骨の強度が弱い場合や皮膚が厚い硬い場合は突出効果が出にくいです。突出の効果をしっかり出したい場合は土台をしっかりと補強する必要があります。その場合は、耳介軟骨で支柱を立て、軟骨移植を行う必要があります。
低い鼻先が高くなる
耳介軟骨移植や鼻中隔延長術などの鼻先の整形で低い鼻を高くすることができます。I型プロテーゼとの相性が良くてしばしば同時に行われるのが特徴です。また眉間~鼻筋~鼻先までの隆鼻術をする場合、眉間プロテーゼも併用して横顔をきれいにすることもできます。
耳介軟骨移植の名医と有名病院
耳介軟骨移植の名医と有名病院は前述した名医の条件をクリアしている事が前提となります。
耳介軟骨移植の症例数が多いだけではなく、クオリティの高い耳介軟骨移植の症例数を多く積んでいる名医や有名病院を選択しなければなりません。
ご紹介をご希望であればお気軽にお問い合わせください。
耳介軟骨移植の症例写真
耳介軟骨移植の美容整形・治療
鼻の美容整形は、10年前のL型プロテーゼが主流だった術式から大きく変化してきており、名医であれば眉間から鼻先の角度、鼻の大きさや穴の形状までを含めた提案が出来ます。
オープン法とクローズ法がある
耳からの軟骨を採取して鼻先に挿入する際に、鼻柱を切開するのがオープン法で、鼻の穴の中を切開するのがクローズ法です。
オープン法の方が延長量を多くとれるとも言われております。
鼻中隔延長術と耳介軟骨移植の違いは?どっちが良いの?
たびたび、鼻中隔延長術と比較されますが、延長量を多く取りたいのであれば、鼻中隔延長の方が適しています。耳介軟骨移植では、鼻先の角度の調整を大きく取れないのがデメリットとなります。
どちらにも対応しているクリニック・名医をご紹介しておりますので、どちらが良いのか悩んでいればお問い合わせいただけます様、お願いいたします。
耳介軟骨移植の失敗・修正・再手術
耳介軟骨移植の失敗3つと修正手術まとめでも説明しておりますが、耳介軟骨移植の修正手術としては、同時にプロテーゼ(隆鼻術I型プロテーゼ・L型プロテーゼ)の入れ替え・鼻中隔延長術・鼻尖縮小術・注入物などの材料の抜去・除去が考えられます。
鼻先が曲がる
鼻先の耳介軟骨移植というのは、挿入する箇所によって形をある程度変えることができるのですが、未熟なドクターですと固定をさせる位置を誤り、鼻先の形状を損ねてしまわれる方が多いのです。
拘縮が起こる素材などで入れ替え・修正・再手術をしなければならなくなると厄介なので、是非、はじめから失敗しないために名医を選択して頂く事が大切です。名医は必要であればドレーン、抗生剤点滴2種類などを使うなどして感染率を限りなく0%にする事が出来ます。
耳に傷跡が残る
軟骨を採取する際に、耳に傷跡が残ってしまいます。医師の技術によっては、定着率が低かったり曲がってしまうこともあります。クリニックの衛生管理が悪いと感染の確率が上がります。
感染
クリニックの衛生管理が悪いと感染の確率が上がります。感染が起こった場合の最初の目安は皮膚の赤みです。これが起きてしまった場合には、抗生物質を服用 しまが、それでも治らなければ抜去です。感染を放置してしまうと、皮膚が腐り取り返しのつかないことになってしまいます。
耳介軟骨移植の入れ替え・抜去
耳介軟骨移植では、術後に抜去したいといわれる方がいらっしゃいます。その理由は主に下記の原因があります。
デザインが気に入らない
カウンセリングでの医師とのデザインの共有を怠ってしまうと、希望通りの形の鼻にならないことが想定されます。
鼻先の圧迫
耳介軟骨移植でも鼻先の圧迫による修正・入れ替えがあります。
鼻先の皮膚が薄い方は注意が必要です。
豚鼻が改善しない
延長量が足りずに、鼻中隔延長に切り替えられる方が多いです。
鼻の整形の手術の効果を最大限発揮するために、鼻中隔延長にも対応しているドクターを推奨いたします。
耳介軟骨移植の効果・仕上がり・アフターケア
耳介軟骨移植の効果・仕上がりを評価する上では、鼻筋や鼻先の形状を確認する必要があります。
ばればれの形であったりすると綺麗とは言えません。
鼻の美容整形によって、オーダーメイドでお悩みを改善できますが、失敗を回避するためにもクオリティの高い手術を選択する様にして下さい。
ご相談窓口にて、名医の条件、手術別のリスク、効果・仕上がりについてを解説いたしますので、お気軽のご相談頂ければと思います。
鼻の美容整形を受けられる際には、以下の様な効果・仕上がりに注意する必要があります。
カタチ 触感 持続性 傷跡 合併症・後遺症 痛み 術後 経過
耳介軟骨移植のトラブル・リスク・デメリット・後遺症
耳介軟骨移植のデメリットをまとめます。
耳介軟骨移植の失敗例と修正例
鼻先の形が納得できない患者に対して行われる鼻先の整形で、耳介軟骨移植が用いられますが、豚鼻など上向きになっている鼻先を下方向に向けるため、耳の軟骨を一部取り出し加工してから鼻先に入れます。
トラブルとして多くなっているのは耳介軟骨移植を行った場所が悪く、より鼻先が上方向に向いて鼻の穴が目立つようになったり、移植する骨の加工の仕方が悪く、鼻先に入れたことがわかるくらい皮膚が引っ張られてしまう、鼻先が左右どちらかに曲がって見えるといった失敗があります。
皮膚の厚さや硬さなどまで考慮せず施術が行われるとうまくデザインが整わずに、修正が必要になることがある症例です。
耳から採取した軟骨の加工サイズを誤ってしまうとあまり変化が感じられなかったり、圧迫が強くなってもともとの鼻の軟骨が吸収されてくぼんで、時間が経過してから鼻先の形が変わってしまう場合もあります。
修正が必要になった時には、初めに行った耳介軟骨移植で入れた骨を取り出し、再加工する方法や、別な耳から採取しなおして加工し取り替える方法などがあって、トラブルの状態によって対応方法に違いがありますから、医師とよく話し合って確認し手術を受けるか決めたほうが良いです。
その他の代表的なリスクとしては、軟骨の吸収、鼻筋が太くなるなどのトラブルです。
技術が低いドクターを選択しますと、そのリスクを最大化してしまい失敗してしまいます。
耳介軟骨移植と言っても様々な術式がありますので、治療を受けられる前に名医条件を理解して下さい。
ご相談窓口でも説明いたしております。
ヒアルロン酸注入と同じ個所にしてはならない
注意して欲しいのですが、プロテーゼや軟骨試食と同時に、ヒアルロン酸やレディエッセを注入してしまっている医師がおりますが、これは感染のリスクがありますので注意してください。失敗しないためには、クリニック、ドクター選びが非常に大切です。
鼻を高くする美容整形のその他のトラブル・リスク・デメリット・後遺症については下記をご参照ください。
関連する治療法>>>耳介軟骨移植のリスクとは?
耳介軟骨移植のダウンタイム・腫れ
腫れ・ダウンタイムについては、プチ整形のもので1日~数日程度、本格的なものなどは2週間程度が目安となります。ダウンタイム中に外出をしなければならない場合には、マスクなどで隠す事をお薦めいたします。
耳介軟骨移植の料金相場と安い価格・費用
料金相場は40万円で、値段は安いと30万程度。
耳介軟骨移植のまとめとオススメ
耳介軟骨移植によって鼻が低い事を改善したり、ホリを深くしたりといった事が可能となります。
鼻の美容整形によって、オーダーメイドでお悩みを改善できますが、失敗を回避するためにもクオリティの高い手術を選択する様にして下さい。
ご相談窓口にて、名医の条件、手術別のリスク、効果・仕上がりについてを解説いたしますので、お気軽のご相談頂ければと思います。
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