鼻翼縮小術は、鼻の両側に広がっている翼のような部分、つまり鼻の下半分に施術を行ない形を整えていく手術です。
鼻翼は鼻先などと違い、動きがあるときに変化が目立ちやすい部位です。話すときや食べるときなど、口元や頬の動きに連動して拡がったり戻ったりを繰り返します。鼻腔つまり鼻の穴もそれに応じて伸縮します。こうした開きが目立って気になる場合には、鼻翼縮小術を受けることになります。
美容整形の中では比較的安価な部類
鼻翼縮小術では、余分な部分を切除し整形する作業が行なわれます。横に張り出した鼻翼の一部を切り取って、縫合し、全体のボリュームダウンを図ることになります。切除する範囲が大きいほど、傷痕が残る可能性も高まりますが、その分よりきれいな形に整えていくことが可能となります。
料金相場はクリニックによって、大体20万円から30万円程度となります。その他、クリニックごとのオプションサービスや、追加で他の部位も整形することになった場合には、さらに割り増し料金となります。健康保険や国民保険は使えないために高額となりますが、美容整形の中では比較的安価な部類に入ります。
手術は原則的に予約を取ってから受けることになり、術後は数日間包帯を巻いて安静な状態にしておく必要があります。この期間の過ごし方については、事前に予定等も含め医者とよく話し合っておくことが推奨されます。
鼻翼縮小術のアフターケア
鼻翼縮小術のアフターケアとしては、医者からは傷口の消毒や過ごし方についての指導が行なわれます。個人で出来ることとしては、洗顔など雑菌が入りやすくなる行為は控え、タバコやカフェインなどを摂取しないようにすることなどが挙げられます。いずれにせよ、医者の注意事項をしっかりと守る事が、感染症や炎症を防ぐことにつながります。
術後に傷痕が目立ってしまう場合には、メイクなどである程度隠す事ができます。どのくらい傷痕が残るか不安な場合には、事前に医者へ確認しておき、同意の上で手術を受けるようにしましょう。
安い費用とクリニック選び
鼻翼縮小術は安いクリニックで、310,000円ぐらいの値段で小鼻を小さく見せることができるようになります。いずれの術式を行っても、小鼻の変化だけでなく鼻の穴も変化してしまいます。慣れていない医師の施術は、鼻の穴を極端に小さくしてしまい呼吸がしにくくなったり、縦に細長い鼻の穴が不自然に見えてしまうことがあるため、術式に慣れている医師に担当してもらい、鼻の穴のデザインも綺麗に整えてもらうことが大切です。
切らない鼻翼縮小術を取り入れているところもありますが、糸で縫い縛ったり外側に目立つ傷を作らず鼻の穴の内側だけ切開する方法は、変化が感じられない失敗が多いので、ノウハウをしっかりと持っている医師から受けることが肝心です。
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