鼻尖吊り下げ術のダウンタイム

2016/04/20

鼻ってどうしても顔の正面にあるので、大きさ形など一番に目に入ってきますよね。それに加え、お鼻の穴まで正面から見えてしまうと、話していても、なんとなく目が行ってしまう…。見られている方も、相手の視線が鼻に行くのを感じると気になってしまいます。鼻筋などは、お化粧でなんとなくごまかすことはできても、お鼻の穴を目立たなくすることはさすがに難しいのが現実です。そんな悩みを解消してくれるのが、鼻尖吊り下げ術。鼻尖吊り下げ術とは、上を向いているお鼻の軟骨を移植し、鼻尖部分を下げ、お鼻の穴を目立たなくします。
軟骨の移植を伴う手術のため、術後強く腫れます。強い腫れが3日前後続き、約2週間前後で全体の腫れは引いていきます。手術の方法によってダウンタイム、腫れの状態が変わってきます。その間、痛みを感じることもありますが、冷やすことで痛みが軽減されます。また、クリニックから鎮痛剤を処方していただけるので、服用し、痛みを和らげることもできます。

リスクについて

鼻尖吊り下げ術で理想のお鼻を手に入れることができるとはいえ、やはり手術ですのでリスクが伴います。鼻尖吊り下げ術のリスクで代表的なのが傷跡です。オープン法での施術では、鼻柱に傷跡・段差が残ることもあります。しかしクリニックによっては、極細糸を使用した手術、傷跡クリーム・傷跡を少なくするお薬などを使うことで、傷跡を目立たないようにしてくれます。
また、鼻尖吊り下げ術のリスクとして、「変形」が起こることがあります。軟骨を移植するため、時間と共に吸収されてしまい、鼻の形が変わってしまうというケースもあります。

感染リスクについて

加えて、一番警戒しなければいけないリスクとして「感染」があります。そのため、衛生面がよく整えられたクリニックを選ぶ必要があります。クリニックによっては、短時間で雑に手術を済ませてしまうこともあり、事前によくドクターに確認を取ることをお勧めします。必要に応じて、ドレーン・抗生剤を2種類使うなどして、感染率を下げることも可能ですから、その点も事前に話し合っておくことで、リスクを減らすことができます。