横から見たときに、小鼻の縁が下に垂れ下がっていると、重々しいイメージになります。鼻孔縁挙上術は、この垂れ下がった部分を切除して縫合する手術です。
鼻孔縁挙上術のメリットは、大きい小鼻、長い小鼻、分厚い小鼻をすっきりさせられ、鼻全体がスリムに見えるようになることです。女性の場合は、メイクである程度の印象は変えられますが、小鼻を小さく見せるのはなかなか困難です。男性の場合は、メイクも出来ないので、どうしようもありません。鼻孔縁挙上術で鼻のバランスを整えれば、自分に自信が持てるようになり、他人の視線が気にならなくなるでしょう。
傷跡が目立たないのも鼻孔縁挙上術のメリットです。小鼻縮小術を受けて、小鼻のくびれが目立つようになった場合や、鼻の孔が狭くなった場合にも効果的です。
鼻の形は、その人のイメージを大きく左右します。小鼻縮小術の前には、どのようなデザインになるかを、納得できるまで十分な説明を受けるようにしましょう。
一般的な手術の流れ
一般的な手術の流れは、次のようになります。鼻の消毒後、小鼻に局所麻酔を行います。笑気麻酔、静脈麻酔などの方法もありますので、希望があれば伝えましょう。デザインした皮膚と小鼻内部の軟部組織を切り取り縫合します。傷は、鼻孔のきわになるため、目立たなくなります。
施術時間は約60分で、効果は半永久的です。腫れは5日程度で引き、5日目に抜糸となります。内出血はほとんどありませんが、人によっては鼻の周囲や頬などが黄色っぽくなることがあります。これらは、1週間程度で吸収されてなくなります。術後、2~3日は痛むことがありますが、鎮痛剤でおさまる程度の痛みです。また、1~3ヶ月は傷跡に赤味が出ることがありますが、メイクで隠れる程度です。シャワー、洗髪、洗顔は当日から可能で、傷の箇所以外のメイクも当日から可能です。傷跡部分のメイクは、抜糸の翌日から可能です。術後1ヶ月程度は、鼻を強くさわらないように注意します。
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