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鼻孔縁挙上術のアフターケア

鼻孔縁挙上術はバランスを見ながら鼻孔縁の皮膚を適量切除しますが、傷は基本的に鼻の穴の中なので、医師から出された注意事項に従う限り特段気をつかい過ぎる必要はありません。鼻孔縁挙上術のダウンタイムは個人差ありますが、完成までに約4から6か月を要します。その間のアフターケアについて解説します。

鼻孔縁挙上術のアフターケア

アフターケアについて

鼻孔縁挙上術のアフターケアとして施術直後の入浴や激しい運動、飲酒、喫煙は禁止です。できるだけ安静にしておくのが最も望ましいです。術後数日をピークに2週間ほどで目立つ腫れは引いていきます。人によっては内出血も生じますが、こちらも通常2週間程度で収まります。またこの間は感染症を引き起こしやすい時期でもあります。術後すぐの運動や入浴など急激に体温を上げる行為は腫れを悪化させますし、継続的な喫煙による血流低下は傷の治りを遅らせ、皮膚に良くない影響を与えます。速やかに傷を治すことで仕上がりが良くなり、トラブルを防ぐことにつながりますので、腫れや炎症が収まるまで喫煙は控えてください。これらは短期的なアフターケアのように思えますが、完成までの6か月間できる範囲で継続することをおすすめします。

気になる点は必ず医師の診断を仰ぎ、指示に従う

術後は何かと違和感を感じてしまうことがありますが、その一つに腫れにより鼻詰まりが生じることがあります。徐々に治りますが稀に6か月経っても改善しないことがあり、手術を行う場合があります。感染症により強い腫れや傷が化膿したなら、必要に応じて内服薬の処方や抗生物質の投与を行います。中縫いの糸が露出してきた場合、できるだけ早く糸を取り除く処置をします。糸が外れて傷が開いたら、外用薬の処方か再縫合します。大切なのは自分で必要以上に鼻を触ったりしないことです。気になる点は必ず医師の診断を仰ぎ、指示に従いましょう。
鼻孔縁挙上術の左右の対称性や効果が物足りない、あるいはやりすぎたと感じることがあります。腫れが引き、時間が経過すれば自然な仕上がりとなることがありますが、どうしても調整したい場合再手術は炎症が完全に治まるまでの6か月開ける必要があります。

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