鼻は顔の中心部にあるため、顔の印象を左右する部分でもあります。
例えば、鼻筋の幅が太いと高さは十分であってもすっきりとした印象にはならず、ごつい印象となってしまいやすいもので、女性の方にとっては特に気になりやすい部分といえます。
鼻骨幅寄せは、そうした印象を変えることが出来る手術の一つで、鼻骨を切って内側に寄せることで太い鼻柱部分を細くすることが出来ます。
基本的に鼻骨幅寄せは内側から行う手術ですので、多少傷跡は残りますが目立ちにくく、施術効果も高いのが魅力です。
リスクについて
しかし、手術となりますので当然リスクはつきものです。
鼻骨幅寄せのリスクはいくつかありますが、まず最も代表的なものが、鼻筋が細くなりすぎた、鼻が曲がってしまった、左右非対称、術後の崩れなど手術そのものの失敗です。
鼻骨幅寄せは鼻骨そのものを切ってしまいますので、仕上がりに納得がいかなくてもなかなか元には戻すことが難いため、こうした失敗が起きてしまうのは絶対に避けたいものといえるでしょう。
失敗の原因には複数の要因が絡みますが、やはり事前のカウンセリング不足や医師の経験不足などが挙げられますので、リスクを回避するためにも技術の高い医師が在籍する実績豊富な病院を選ぶことが重要となります。
その他のリスクとしては、術後の感染症が起こる可能性が考えられます。
ただこれは病院選びをしっかりして、術後のケアをきちんと行っていれば防ぐことが出来ますし、万一起こってしまっても早めにアフターケアを受けることで重篤な状態になることを避けることが出来るものといえます。
また副作用として強い腫れや内出血が起こることがあります。
ダウンタイム
鼻骨幅寄せは鼻の骨を4ヵ所切ってしまいますので、どうしてもこの副作用は起こってしまうものでダウンタイムが他の美容施術に比べて長くなります。
ですので、すぐに人前に出なければいけないような予定がある場合には、手術の時期をずらした方が良いでしょう。
腫れは早い方で術後1週間程度、遅くとも2週間程度で引きますので、手術を受ける場合は余裕を持ったスケジュールを組むようにすることが望ましいといえます。
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