鼻中隔延長術(鼻中隔軟骨)とは、鼻の先を下の方向に長くし高さを出す美容整形施術です。
鼻が短い人や上に向いている人、L型プロテーゼを施したことによって鼻が上向きになってしまった人などに多く利用されている方法です。
鼻腔を分け隔てている鼻中隔軟骨に、自分の身体の他の部分から採取した軟骨を継ぎ足すことによって効果を得ることができます。継ぎ足すものには、耳や肋骨の内側にある軟骨を使用することが多いです。
手術法:オープン法とクローズ法の二種類がある
鼻中隔延長術(鼻中隔軟骨)に伴う切開にはオープン法とクローズ法の二種類があります。
オープン法は外から見える皮膚の表面を切り開く方法で、目視が可能なためより状態を正確に把握しながら手術を行うことが可能となります。術後数か月間は傷跡が残ってしまうことがデメリットと言えます。
クローズ法は鼻の穴の中から切り開く方法で、見える場所に傷跡が残らないというメリットはありますが難易度はオープン法よりも高くなると言われています。より大きな効果を得たい場合はオープン法が適していると言えます。
豚鼻を解消できる
鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の修正は、鼻先をより高くしたり、角度を下向きにすることによって、ぶた鼻を解消することができ、鼻先をすっきり見せることのできる施術です。
鼻中隔軟骨という鼻の穴の中に指を入れてみて左右の穴を隔てている壁のちょうど穴の入口から5㎜から10㎜ほど奥にある固い板(軟骨)のことを言います。
この鼻中隔軟骨を延長することによって鼻先をより高くしたり、鼻の角度を変えることが可能となる施術です。
費用やダウンタイムについて
鼻中隔延長術(鼻中隔軟骨)は、比較的狭い範囲に適用されます。
鼻中隔延長術では採取部分を耳介軟骨、肋軟骨、鼻中隔軟骨のいずれかから選択して、必要量だけを採取します。耳介軟骨は耳の後ろ側のシワに沿って約2cmほど切開して採取します。
肋軟骨は最も大きな軟骨を取ることができるので、大きな変化をつけたい時に使われることが多いです。
鼻中隔軟骨は軟骨が小さいので、大きな変化を望まない場合に適しています。別の採取場所に傷跡が残らないというメリットもあります。
鼻中隔延長術(鼻中隔軟骨)の料金相場は、45〜100万円くらいです。肋軟骨を使う場合が最も費用が高くなります。ダウンタイムは10〜14日くらいと、他の鼻整形術に比べると長めの期間を要します。
上手な医師・クリニックの特徴
鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の修正が上手な医師の特徴は、まずはしっかりとしたカウンセリングを事前に行ってくれます。
事前にカウンセリングをしっかりと行ってからでないと、鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の修正で鼻をどのようにデザインしたらよいか医師もわからないからです。
医師も患者さんと事前にしっかりとコミュニケーションをとることによって、患者さんの希望に合った施術を行うことができるのが上手な医師の特徴です。
カウンセリングの際には、しっかりと施術後の鼻のかたちについてシミュレーションを行ってくれるので安心して施術を受けることができます。
鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の修正が上手な医師は施術経験も非常に豊富です。専門の学会にも所属していることから最先端の知識を身に着けており、カウンセリングの際には鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の修正のメリットだけではなく、デメリットについても説明してくれます。
知識が豊富なので客観的に施術のリスクについても説明することができます。
そのため、安心して施術を受けることができますし、多くの施術を経験していることから、技術力も確かです。
顔全体とのバランスを考えて鼻をデザインするので、全体のバランスも自然となり、患者さんが納得できる施術を提供することができます。
鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の失敗例
鼻中隔延長術(鼻中隔軟骨)には見た目の印象を大きく変えられるというメリットがありますが、デメリットも存在します。
軟骨が変形する可能性があるため、見た目が変わってしまうこともあります。また、そのことによって呼吸がしづらくなるなどの影響も考えられます。
鼻中隔延長術は難易度の高い手術であるため、技術の乏しい医師が行うと失敗してしまう可能性もあります。
主な失敗例として延長する方向が間違っていたり鼻柱が傾いてしまうなどのが挙げられます。その他、左右の鼻の穴の大きさに差が生じるなどの例も挙げられます。
十分な長さを得られなかったり、逆に長すぎるということもあります。
鼻中隔延長術(鼻中隔軟骨)の失敗を避けるためには、確かな技術を持った医師に手術をしてもらうことが大切です。
方法によっては傷跡が残ってしまう可能性もあるので、縫合技術にも着目すると良いと言えます。高い技術の学会研究を行っている医師などを選ぶと良いと言えます。
詳しく一つずつ、鼻中隔軟骨を挿入した場合の失敗例について解説していきます。
鼻中隔延長術の失敗で鼻が変形したら、修正は可能?
未熟な医師の鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術のミスによって、鼻が変形してしまった場合、再び名医に執刀してもらえばよいかといえば、そうではありません。いったん土台が崩れてしまえば、どんなベテラン医師であっても修正は困難です。いったん鼻が変形してしまうと、どんな名医であってももとに戻すことはできません。そのため、高い技術を持った医師を見つけるため、セカンドオピニオンや時にはサードオピニオンを取っていくことが大切なのです。
鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術のデメリット(1):軟骨の吸収
鼻筋や鼻先を高くすることができる鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術ですが、当然デメリットもあります。自分の耳の軟骨の一部を切り取って、鼻に移植するので「軟骨の吸収」というリスクもあるのです。しかし、鼻中隔延長術のリスクをまったく説明しない医師は、少し問題があるといっても過言ではありません。この手術を多く担当し、熟知しているベテランの医師ほどきちんとメリット・デメリットの両方を説明するからです。
鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術のデメリット(2):鼻先の圧迫
経験が足りない医師の失敗例として、耳介軟骨の摂取時のミスがあります。これは切開と縫合といった医師としての基本的な外科的な力量不足といってもよいでしょう。感染症を引き起こすことはもちろんのこと、鼻先が圧迫され、ピノキオの鼻のような不自然な仕上がりになってしまうことも少なくありません。修正となってしまうとさらに費用もかさんでしまうので、良い医師にめぐりあうことが金銭的にも重要であることがわかるでしょう。
鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術のトラブル修正は難しいのか?
すっきりと美しい顔立ちにできることから非常に人気のある施術です。
しかしながら、鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の修正にもリスクがあることをしっかりと理解しておく必要があります。
鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の修正の失敗例としては、鼻中隔延長が曲がってしまったというケースがあります。
鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の修正では、全体のバランスを考えずに鼻中隔延長を行うと失敗する可能性が高くなります。
なぜなら、顔全体と鼻のバランスを考えて修正を行わないと、鼻が高すぎたり、鼻を延長しすぎたり、鼻先が上向いてしまうアップノーズになってしまったりするからです。鼻は顔の中心に位置するため、全体のバランスを考えないと不自然なかたちになりやすく、これは医師のデザイン力が未熟である場合に起こりがちな失敗例です。
修正手術は6か月以降、ただ最短で4か月でも可
鼻中隔延長術(鼻中隔軟骨)の修正は、半年を待たずに行ったほうが良いケースもあります。起こりうるトラブルとしては、鼻先の軟骨が浮き出てしまう、鼻先が曲がってしまう、顔に合わない鼻になってしまった、鼻の通りが悪くなった、などです。
このような不満足な点が出てきても、通常の修正手術は6ヶ月以上は待たないと再手術が受けられません。腫れが完全に引くまでには最低でも6ヶ月はかかるからです。
しかし鼻中隔延長術(鼻中隔軟骨)の手術を受けて、鼻先が出すぎたり、下に下り過ぎたりといった不満で、少しだけ鼻先の軟骨を削るだけの手術であれば、6ヶ月待たなくても受けられる可能性があります。
元の鼻に戻したいという場合は?
元の鼻に戻したいという場合には、できれば手術から2〜3週間以内に修正したほうが良いと言われています。早めに修正しないと、もともとある自分の組織と癒着を起こしてしまい、綺麗に取り出すのが難しくなってしまうからです。
手術から2〜3週間であれば癒着はそれほど進んでいないので、綺麗に取り出して元に戻せる可能性が高いです。
ちなみに、修正手術は整形を受けたクリニックではないところでも受けることができます。信頼できるクリニックを見つけて相談してみると良いでしょう。
名医にめぐりあうためのポイント・全国のクリニック紹介
鼻先の圧迫などの手術ミスや修正を防ぐためには、最初によい医師にめぐりあうことが大切です。まず、豊富な手術例があるだけではなく、失敗やリスクなどの患者にとってはあまり耳にしたくないこともきちんと説明してくれることがポイントです。
手術内容ではなく、お金の話ばかりする医師には、少し注意が必要なだと思ってください。なにより患者の声に耳を傾けてくれて、希望やニーズを引き出してくれる医師が「名医」といえるでしょう。
「上手いクリニック」「おすすめの病院」の紹介はこちらから
鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の修正は、鼻中隔を延長することによって理想的な鼻のかたちを手に入れることができる施術です。
鼻先をより高くしたり、鼻の角度を自在に変えられることから鼻のかたちにコンプレックスを抱える方に人気のある施術です。
鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の修正は医師の技量に大きく依存した施術です。そのため、鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の修正にもリスクがあることをしっかりと理解しておく必要があります。
不用なリスクを背負わないためにも、信頼できるクリニックで施術を受けることが大切です。
鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の修正では、鼻にメスを入れることになるため、衛生管理が徹底されているクリニックでないと感染症のリスクもあります。
感染症だけでなく、未熟な医師が施術を行えば、鼻の赤み、腫れが長期にわたって症状としてあらわれる可能性があるため注意が必要です。
当相談所では、鼻中隔軟骨の鼻中隔延長術の修正の名医をご紹介をしております。
お客様が安心して施術を受けることができるようにサポートさせていただきますので、お気軽にご連絡ください。
衛生管理の行き届いたおすすめのクリニックに所属する名医をご紹介させていただきます。
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