鼻中隔延長術(鼻中隔軟骨)の料金相場は、45万円〜100万円程度と他の鼻整形手術よりも高めになっています。最も金額が高くなるのは胸の肋軟骨を使う場合です。
鼻中隔延長術(鼻中隔軟骨)は、鼻が短い人、鼻先が短い人、ブタ鼻(鼻が上を向いている)の人、鼻の穴が目立つ人、などに向いています。以前L字型のプロテーゼを入れてブタ鼻になってしまった人の修正にも使えます。
鼻中隔軟骨は鼻の奥の方にある軟骨で、ここを切り取って鼻先に移動させます。鼻の鼻中隔軟骨に移植する軟骨を縫合すると、鼻先が下に延びてブタ鼻を改善させることができます。
施術時間、アフターケアについて
施術にかかる時間は1時間半〜3時間ほどで、全身麻酔で行われることが多いです。ダウンタイムは10〜14日くらいで長めです。鼻に専用のギプスを取り付けるので、目立ちたくない人はマスクをつけるなどしてカバーする必要があります。抜糸は1〜2週間後に行います。
鼻中隔延長術(鼻中隔軟骨)でよくあるトラブルには、延長しすぎて軟骨が浮いてしまう、鼻先が曲がってしまう、鼻の通りが悪くなる、などがあります。
延長する長さが長すぎたり、もともと皮膚が薄い人だと、鼻先の軟骨が浮き上がって不自然な見た目になってしまうことがあります。
移植した軟骨が皮膚の引っ張りに反すると、鼻先が曲がってしまう可能性があります。もともと鼻中隔自体が曲がっているだと、それを目立たないように治しても、延長した軟骨は同じ方向に曲がってしまいます。手術直後に感じることなので、徐々に鼻が曲がるというわけではありません。
軟骨を移植しすぎてしまうと、鼻の容積が狭くなって、鼻の通りが悪くなってしまうことがあります。
鼻中隔延長術(鼻中隔軟骨)を受ける場合には、手術経験が多い医師のもとで受けるようにしましょう。また、術後のトラブルにすぐに対応できるようにアフターケアをしてくれるクリニックを選ぶようにしましょう。整形は手術後の手入れが肝心です。
安い病院に注意する事
鼻中隔延長術は全身麻酔が必要で、値段も比較的高めに設定されています。東京のクリニックで鼻中隔軟骨+保存軟骨移植の鼻中隔延長術を受けると、80万円以上かかるのが一般的です。安いクリニックでは70万円代で、ほかにキャンペーン価格が適用される場合もあります。検査費用が別料金になっていることもあるため、事前によく確認しましょう。
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