美しい鼻を形成するには、鼻柱下降術を行なうことをオススメします。鼻柱は単独で施術を行なうことは多くない部位のひとつですが、鼻尖、鼻翼、鼻柱のバランスが整うことで美しい状態を作ることができるからです。鼻柱下降術には、鼻柱がつり上がっている場合には、軟骨を移植することで改善をはかります。軽度の場合には、鼻柱の適切な位置に軟骨を移植します。鼻柱を下げたい場合や、鼻尖を同時に下げたい場合には、鼻中隔延長術を行い、整えていきます。鼻柱下降術に適している方は、鼻柱が後退している場合、鼻尖が太く見える場合、鼻翼が張り出している場合の他、鼻柱のみを下降させたい場合などがあげられます。
施術の流れ
鼻柱下降術の施術を行なう際には、事前に施術を受ける本人と共にデザインをし、鼻柱を下降させたい部位をマーキングします。そのデザインによって、採取に必要な移植軟骨の長さを決めていきます。移植元は耳介や鼻中隔です。通常は、20ミリメートル×5ミリから8ミリ程度です。通常は、鼻中隔軟骨からとる場合が多くあります。まっすぐで、厚みのない軟骨が採取できるからです。採取した軟骨は、細いナイロン糸を通し、鼻柱の適切な場所に挿入していきます。挿入後、ナイロン糸を引き出します。その後は、ギブスを使用して固定を行ないます。ギブスは7日間の期間が過ぎた後にはずし、その他全ての糸を抜糸していきます。ギブスを取り外した直後は、矯正が過度に感じる場合もありますが、1ヶ月から3ヶ月ほどの期間がすぎると自然な位置に固定され、効果を実感することができます。
施術を受ける場合には腕のよい医師がいるクリニックを選ぶ
この方法は、クローズド法で行なうことができ、手術時間も短時間で済むというメリットがあります。一般的には、施術時間は1時間程です。麻酔は静脈麻酔と局所麻酔を行ないます。ダウン期間は1週間ほどです。手技的には高難度の手術ではありませんが、施術を受ける場合には腕のよい医師がいるクリニックを選ぶことをおすすめします。
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