鼻中隔延長術(肋軟骨)の手術するリスクにはどのようなことがあるでしょうか。一時的なものなのでしょうか。これは他の手術でもそうなのですが、まず術後に皮膚が腫れたり、赤くなったり、痛みが生じたりすることがあります。なお鼻中隔延長術(肋軟骨)の手術でこれらの症状がしばらく続く場合は感染の可能性も考えられます。もし感染である場合は、2週間程度内服薬を処方したり、抗生剤点滴を投与し続けて経過を見守ります。この時、膿が溜まっていると判断した場合は鼻の内部を切開して一度洗浄します。これでも症状が改善しない場合は移植した軟骨を取り除きます。鼻中隔延長術(肋軟骨)の手術を行った場合のリスクとして他には出血によって血が溜まってしまうと鼻先や鼻柱が腫れてしまうということです。もしそのまま血が溜まった状態を放置すると感染を引き起こす可能性があるので、すぐにでも注射器で血を吸い出すか、傷を開いて血を出す必要があります。このように鼻中隔延長術(肋軟骨)の手術を行うと、腫れてしまったり、血が溜まってしまったりするリスクが生じるのです。
術後のトラブルについて
それ以外にも術後に傷口が開いてしまうこともあります。これは傷口の回復がなかなか進まない場合によく見られる症状です。このような症状が見られる場合は再度傷を塞ぐ措置を施します。術後糸が出てきてしまうケースも考えられます。そのまま放っておくと化膿する場合があるため、糸を除去する措置を講じる必要があります。ここからは鼻に関するリスクについてですが、まず術後に発生する可能性があるのは鼻尖が曲がってしまうという症状です。このような症状が現れた場合は移植した軟骨を削って調整する必要があります。もし削らないで対処する場合はさらに強度のある軟骨を移植する必要があります。そのため肋軟骨を採取しなければいけません。この他にも鼻の中の切開した部分がひきつる場合があります。通常は術後半年もすれば症状が改善しますが、改善しない場合は皮膚を移植する措置を講じる場合があります。
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