鼻中隔延長術（耳介軟骨）のリスク

2016/04/15

鼻中隔延長術（耳介軟骨）は鼻の整形の中でも人気が高く、ドクターに相談したいという人も多いでしょう。10年前は鼻の美容整形というとL型プロテーゼが主流だったのですが、現在では大きく変化してきています。経験豊富なドクターなら眉間から鼻先の角度、鼻の大きさや穴の形までさまざまな提案ができるでしょう。眉間からのカーブにこだわる場合、鼻中隔延長術（耳介軟骨）と隆鼻術や眉間プロテーゼなどを組み合わせることもあります。手術や使用する素材の種類も増えており、リスクを回避するためには信頼できるクリニックを選ぶことが大切です

鼻中隔延長術（耳介軟骨）とは？

鼻中隔延長術（耳介軟骨）を受けることにより、鼻が低いことを改善することができます。鼻中隔延長術（耳介軟骨）では、状態に合わせた術式を提案してもらうことが大切です。使用する軟骨の種類としては、耳介軟骨や肋軟骨、鼻中隔軟骨、保存軟骨などがあり、いくつかを組み合わせることもあります。それぞれの鼻の状態や希望する形によって採取する軟骨も変わってくるのですが、特に耳介軟骨移植が人気となっています。耳介軟骨移植では耳の後ろの付け根部分を切開し、耳の軟骨の一部を切り取って鼻先に移植することになります。鼻先に移植する時には鼻の穴の中を切り取って軟骨を挿入することになるため、傷跡がほとんど目立たないということです。また、移植する場所を調整することにより、仕上がりを自由に決められるというメリットも挙げられます。

失敗例について

鼻中隔延長術（耳介軟骨）の失敗例としては、耳に傷跡が残ってしまうことや軟骨がしっかり定着しないこと、鼻が曲がってしまうことなどがあります。また、クリニックの衛生管理が悪いと感染のリスクも高まるため、衛生管理のしっかりとしたクリニックを選びましょう。感染が起こってしまった場合は抗生物質を服用することになりますが、それでも治らなければ軟骨を抜き去ることになります。感染を放置してしまうと大変なことになるので注意しましょう。