顔の小じわやほうれい線の除去やお肌のハリや弾力をアップさせるヒアルロン酸注入は、気軽に行えるプチ整形の中でも非常に人気の施術です。一言でヒアルロン酸注入と言ってもその品質は成分は多岐にわたり、持続効果なども異なるようです。中でも長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)とは安全性と持続性に優れていることから非常に高い注目が集まっています。
長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)について
長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)はポリカプロラクトンを主成分とするヒアルロン酸です。長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)の最大の特徴は従来のヒアルロン酸に比べて長い持続性を持ち、その効果は最長で4年間は持続すると言います。また医療用の縫合糸として使用されるポリカプロラクトンを主成分とするため、非常に身体に対しての安全性が高く体内で完全に吸収されるという性質を持ちます。さらには長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)には注入部位のコラーゲンの生成を促進させる美容効果にも優れます。そのため皮膚の凹んだ部分を盛り上げてボリュームを出す効果があると言います。そのような作用からお肌の弾力をアップさせてハリを出したり、気になるしわやほうれい線などの改善にも良い効果を導きます。主にこめかみや口元・頬骨付近のパーツへの使用が一般的とされています。長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)は注入後に特にダウンタイムを必要としない点もメリットと言えます。
吸収されるまで元に戻すことは不可能
一方で従来のヒアルロン酸とは異なり溶解剤が存在しないため、術後のイメージに満足出来ない場合吸収されるまで元に戻すことは不可能です。その反面術後の状態に満足出来れば効果が長期間持続するので、従来のヒアルロン酸よりは多くのメリットがあると言えます。また施術時間は20分程度で完了するので、時間に追われて忙しい女性でも気軽に受けることが出来ます。実際の施術は注入時に多少の注射の痛みがありますが、痛みに弱い方には麻酔クリームや麻酔シールなども用意されています。
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