長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)のデメリットとして、ヒアルロン酸には可能なのに、エランセではできないことあります。それは注入治療をした後に、仕上がりが良くなかったとき、溶解注射を使用することができないという点です。
長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)の注入に失敗をしたとしても、それを溶かすことができないため、体内で分解吸収されるのを、時間の経過として待つしかないです。
長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)は、長期的な持続が大きなメリットになっていますが、それが反面ではデメリットにもなります。この治療を選択するのであれば、医師の技術力が非常に問われることとなります。
エランセの注入に適さないパーツ
エランセの注入には、適さないパーツもあります。注入をしても不自然が生じるパーツは、長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)は注入に使わないほうがいいでしょう。特に顔の鼻根の部位には、数回に渡って注入を繰り返してしまうと、そのうちに鼻筋にはナチュラルさがなくなって、太く不自然に見えるようになります。
鼻筋が太くなるというのを医師は知っていますので、積極的に鼻への注入は行っていません。しかし効果は長いあいだ持続して、不満足な仕上がりも溶解できないことを知れば、安易には鼻への注入はできませんし、慎重な判断力を持つべきでしょう。
ちなみにヒアルロン酸を注入したところで、今度はエランセを注入したいと思ったら、それはできます。体を構成しているのがヒアルロン酸であり、安全にエランセも注入が可能です。
施術時間について
長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)の施術時間は、10分から15分くらいでおわります。丁寧な医師のいるクリニックでは、患者さんに不安を持たせないように、事前に詳しく説明をしてくれます。その話を含めたら、30分くらいの時間をみておくといいでしょう。
長期持続型ヒアルロン酸(エランセ)痛みですが、クリニックではさまざまな対策をしています。注入をする部分を冷却して、その上で注入をすることもあります。麻酔入りを使用するなど、色々と配慮がなされています。
- 鼻柱下降術の失敗3つと修正手術まとめ - 2017年11月1日
- L型プロテーゼの失敗の例3つと修正の原因を症例ブログ5つからまとめてみた - 2017年10月31日
- 自家組織移植の失敗3つと修正手術をブログから分析してみた - 2017年10月31日
コメントを残す