鼻の形がコンプレックスの人は、プロテーゼを入れたりします。ですが、そのプロテーゼの、形がおかしくなってきていたり色が変わってきていたり、挿入に対して違和感が強くなってきます。そうなってくると、鼻プロテーゼ抜去が選択肢に出てきます。鼻プロテーゼ抜去とは、過去に鼻に挿入したプロテーゼを抜いてしまいたい人や修正したい人が行います。
メリット、デメリットは?
メリットとしてあげられることは、挿入に対しての違和感が改善されることや、外見を気にする必要がなくなることです。ですがそれと引き換えに、鼻の高さや形が元に戻ってしまうことがデメリットです。高さなどを維持したい場合には、別の施術を受けることになりますが、まったく同じになるとは限らないので注意が必要です。それにプラスして、皮膚への負担も大きくかかりますので、あまり良くないです。プロテーゼの抜去の修正というのはありませんが、抜去した後に形を維持するためのヒアルロン酸を注入するため、仕上がりがイメージとは異なる場合も多々あります。また、鼻プロテーゼ抜去後に、鼻の形が大きく変わってしまった、というようなこともないとは言えないです。L型のものを何十年も入れていた方ですと、周りの皮膚と被膜形成してしまっているために、そのようなことが起こる場合が多い傾向にあります。鼻に入れたプロテーゼが少しでもおかしいと感じた場合は、要注意です。人工組織は一生保たれるものではありませんので、おかしいと思っていても放っておいてしまうと、プロテーゼが飛び出してしまったりグラグラしたり、鼻の穴が左右非対称になってしまったりします。
料金もそれほど高くはないですので安心
鼻プロテーゼは、一生ものではないですし、かといって2度入れられるものでもないです。ですので、違和感を少しでも感じたら、手遅れになる前に鼻プロテーゼ抜去をした方が良いです。痛みも最初の数日だけですし、短時間で終了する施術ですので、気楽に行うことができます。料金もそれほど高くはないですので安心です。
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