鼻ゴアテックスプロテーゼは、鼻を高くする隆鼻術で使われます。シリコンプロテアーゼよりも異物感が少なく、眉間から鼻を整えたい人に効果的です。
鼻ゴアテックスプロテーゼは、シリコンに比べて柔らかい素材なので挿入が難しいと言われています。なので、形成手術を受けるときには鼻ゴアテックスプロテーゼの扱いに慣れた美容外科でやってもらうようにしましょう。
一度手術すれば効果は半永久的に続き、外国人のような鼻に仕上げることが可能です。
ゴアテックスとは?
ゴアテックスは心臓血管外科手術でも定番の素材で、隆鼻術ではこれを数枚重ねて使います。
基本的な手術方法はシリコンを使った方法と同じで、鼻の穴の中から切開して鼻ゴアテックスプロテーゼを挿入します。
ヒアルロン酸などの吸収剤に比べると、ゴアテックスは固形で吸収されないというメリットがあります。シリコンに比べて骨の段差に綺麗にフィットするので、縁が目立ちにくくなります。
シコンに比べて抜去が簡単なので、鼻の高さを元に戻したいときにも安心です。
デメリットとしては、シリコンよりも感染リスクが高いところと、取り入れているクリニックが少ないところです。人工物を入れた場合、術後ではなくても数年後にも感染するリスクがあります。
メリットについて
鼻ゴアテックスプロテーゼでの隆鼻術は、鼻筋が通って自然な高さになる、目と目が離れて見えるのを改善することができる、というメリットがあります。
ヒアルロン酸注射だと1年間くらいで効果が消えてしまい、2〜3年後には元の鼻の高さに戻ってしまいますが、鼻ゴアテックスプロテーゼは固形物なので、元に戻らずに効果が半永久的に続きます。
切開は鼻の穴の中から行うので、傷跡が目立ってしまう心配もありません。数日間は違和感を感じることが多いですが、徐々に慣れていきます。
鼻の整形は顔全体のバランスを見て微調整していくことがポイントです。医師のデザイン力が重要なので、経験が豊富な美容外科を利用するようにしましょう。
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