鼻中隔延長術(保存軟骨移植)は美容整形の一つです。
主に、鼻が上を向いている人、鼻の穴が正面から見えやすく目立つ人、鼻が低く鼻先を高くしたい人に効果的な手術方法です。
これは鼻に軟骨を入れて形や高さを調節していく手術で、このときに使用される軟骨は様々です。
自分の耳などの軟骨を一部切り取り使用する方法もあります。
保存軟骨移植の場合、長期間保存されていた軟骨を使用します。
この軟骨は胸の軟骨を薬品で処理したものが多いです。
保存軟骨を使用することによって、他の部分の切除手術が不要になるので、体への負担が軽減されます。
鼻中隔延長術(保存軟骨移植)のデメリットやリスクとしては、手術後に鼻の形が変形してしまったり、伸ばしすぎまたは短いなどの仕上がりが希望通りになっていないということがあげられます。
ダウンタイムは安静にしていることが大切
特に鼻中隔延長術(保存軟骨移植)では、軟骨が定着するまで刺激を与えてしまうと変形しやすいものです。
そのため、ダウンタイムは安静にしていることが大切です。
手術後の患部は大きく腫れます。
個人差はありますが、痛みも出てくるので、処方されている鎮痛剤やアイスパックや冷えたタオルなどを上手に利用して乗り切りましょう。
最初の5日間程度はギブスで鼻を固定します。
その後も約2週間は腫れが続いたり、痛みが出たりします。
またこの期間は軟骨がずれてしまいやすいので、ぶつけたり、強い衝撃があると変形してしまいます。
うつぶせ寝なども危険な場合があるので、しっかりと医師の指導を受けておきましょう。
安心できるクリニックや医師選びをすることが大切
鼻中隔延長術(保存軟骨移植)は鼻の美容整形のなかでも、難易度の高い手術といわれています。
それは、鼻の形だけでなく構造自体を改善するものだからです。
そして失敗してしまった場合の修正が難しい手術でもあります。
一度付いてしまった傷はなかなか消すことができません。
鼻中隔延長術(保存軟骨移植)を考えている人は、安心できるクリニックや医師選びをすることが大切です。
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