鼻シリコンプロテーゼを入れて鼻の高さを希望通りに高くする手術は、鼻の穴の中を切開して行うため、傷跡は目立ちませんが術後はどうしても腫れるため、腫れがひくまではマスクなどで対応する必要があります。アフターケアで行われることは、傷の回復が良く無かったり腫れがひかない、いつまでも痛みが残っているなどというときには、医師に相談することで対応をしてくれます。1週間ほどは痛みや腫れなどが残るので痛み止めが処方されますが、それでも耐えられない時には我慢せずに痛みコントロールのため病院に行くべきです。
吸収糸による手術の時には抜糸は行われませんが、1週間から10日程度で抜糸のための通院が必要になります。それまでは激しい運動を控える必要があり、入浴もシャワーなどで済ませ患部は濡らさないようにする必要があります。
アフターケアについて
鼻シリコンプロテーゼを入れた後のアフターケアは、抜糸後も不可欠です。術後1か月程度したら状態をみてもらわなければなりませんし、これから年齢を重ねていくと皮膚の厚さなどに変化が出て衰えもします。鼻シリコンプロテーゼ自体は年齢により変化するものでは無いため、皮膚にダメージを与えてしまうことがあります。皮膚が引っ張られて薄くなったり、場合によっては破れて出てきてしまうこともあるので、一度入れたらバランスがおかしくなってしまう前に修正のための手術を行わなければならない人も出てきます。
細菌に感染してしまうことも稀にある
体内で鼻シリコンプロテーゼが変性してしまうことがあり、石灰化してしまうと見た目も体にも良くありません。一度取り出し別なものを入れ直す場合もあります。細菌に感染してしまうことも稀にあり、術後は抗生剤も痛み止めと一緒に処方されますが、膿などを持ってしまうと大変で菌が全身に回らないうちに対処しないと、熱が出たりなど大変な思いをすることになります。傷口をさわったりしなくても菌が入りこんでしまうことはあるので、術後の痛みとは別の違和感を感じたら菌の感染を疑った方が良いです。
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