テレビや雑誌などで見る西洋人の彫りの深い顔立ちは、抑揚の少ない顔立ちの、我々東洋人に取っては憧れの対象で、私たちが美人と定義する顔のパーツに影響しています。
つまり、目は二重で大きくパッチリとしていること、鼻は鼻先がツンと尖ったスリムなラインであること、などが理想とする美人顔の必須条件で、少しでもそういったイメージに仕上がるように、メイクアップアイテムを駆使して努力されている方も少なくありません。
しかし、アイメイクはそれなりの効果を出すことが出来ても、鼻の形だけはメイクでごまかすのは難易度が高く、高く見せようと思うあまりノウズシャドーを塗ってしまうと、まるでお面のような厚化粧に仕上がってしまいます。
鼻のラインだけが不自然に目立つこともあり、これではカバーできているとは言い難いでしょう。
そこで美容整形があります。中でも手軽に治療ができる、プチ鼻翼縮小術について今回はご紹介致します。
鼻翼縮小術とは大きすぎる小鼻を小さくする修正方法で、鼻の形を整える美容手術のことをいいます。
鼻翼縮小術は小鼻などの一部を切開する内側法や外側法と呼ばれる方法がりますが、プチ鼻翼縮小術と呼ばれる鼻翼縮小術は皮膚にメスを入れずに糸や注射器で小鼻を引き締める方法のことをいいます。
プチ鼻翼縮小術のメリット
プチ鼻翼縮小術はメスを入れることなく手軽に行えるため、比較的若い世代に人気の施術です。手術に使用する糸はナイロン製の糸か、体内で自然に溶けるタイプのものが多く使われています。
痛みや腫れが少なく30分から1時間程度で行える手術です。
注射器を使って小鼻を小さくするプチ鼻翼縮小術はBNLS注射やボトックス注射があります。
BNLS注射は脂肪溶解注射のことで小鼻の脂肪を減らす事で小鼻を小さくすることができます。
ボトックス注射は筋肉の働きを抑えることで小鼻の開きを少なくする効果があります。
プチ鼻翼縮小術はメスを入れるタイプのものよりも簡単でき、傷跡も残らずに行う事ができますが、メスをいれる場合よりも効果がでにくいという失敗があります。
また体内で溶けるタイプの糸を使用した場合には約3ヶ月から6ヶ月ほどで効果が消えてしまいます。
糸を使って理想の華を手に入れたとしても、再度糸を使用した施術を行った時に同じような出来上がりになるかは分からないというリスクがあります。
失敗例について
しかし、このプチ鼻翼縮小術は、鼻の形によっては術後それほど変化が見られない方や、数か月で効果がなくなってしまう方もおり、他のクリニックでまた修正手術を受けているという事例も報告されています。
手術で使用する糸も、身体に残るナイロン製のタイプと、溶けてなくなるタイプがあり、溶ける糸は抜糸の必要もありませんが、数か月で効果までなくなってしまうこともあるようなので、そういったアフターケアも含めて最適な方法を見極めることも大切です。
プチ鼻翼縮小術を受けようと考えているのであれば、経験の豊富な腕の良い医師にお願いするようにしましょう。
国内のクリニックが安心
注射器を使用した場合は体質によっては体にアレルギー症状や副作用がでる可能性があります。
特にボトックス注射は筋肉の収縮を抑える薬なので使用方法を間違えると危険度が高い薬品です。
中には顔面麻痺などの後遺症がでたというケースが報告されています。これは純度の低い薬品や純正でないもの、過剰な投与に等によって起きた医療ミスとなっていますので、医師や病院選びが重要となってきます。
海外で行う方も多いですが、言葉が通じる場所で行うことをおススメします。
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