人よりも小鼻の膨らみが気になったり、笑ったときに鼻が広がってしまう、鼻の穴が目立ってしまう方におすすめの手術が切らない鼻尖縮小術です。
切らない鼻尖縮小術は名前の通りメスは使わず、糸を埋没させて両小鼻を縫い縮めて小鼻を小さくすることによって、丸みを減らすことが可能になります。
その為、メスを使った手術に抵抗がある方でも鼻の形を理想の形に整えることができます。
施術の内容や施術にかかる時間
切らない鼻尖縮小術は、鼻に小さな穴を開け、糸を通して左右の軟骨を中央に寄せて縛り幅を縮小します。この施術で鼻先を細く尖らせることができ、高さを出すことができます。
鼻先の形だけではなく、鼻の形を縦長に整える効果も期待できるのです。鼻筋が通ったような印象にするためにヒアルロン酸を注入することもあります。
切らない鼻尖縮小術は、局所麻酔をして、施術にかかる時間は10分から30分程度です施術後は痛み止めや抗生剤などの処方をうけて帰宅できます。
傷は小さな穴だけで、縫合せはしないため抜糸の必要がないため、特にトラブルが発生しなければ通院はありません。
メスを使用する鼻尖縮小術は、手術後は数日から1週間程度はテーピングなどで鼻を固定する必要がありますが、個人差はありますが、切らない鼻尖縮小術は殆ど腫れずダウンタイムが短いこともメリットのひとつで、約3日程度で腫れは引きます。
上手な医師・クリニックの特徴
医師選びに参考になるポイントをまとめました。
1.デメリットも話してくれる
丸い鼻で悩んでいる人が10人いたら、一人として同じ鼻はないのです。当然、人によって手術方法は異なります。また、きちんとした医師は、手術のリスクは必ず説明します。
切らない鼻尖縮小術は、持続性があまりなく、効果も出にくい方法です。そういったことを説明せず、メリットだけ話すような医師は心配です。
2.技術力が高い
医師は、その人の鼻のタイプを見極め、手術方法を決めなくてはなりません。その為には、多くの解決方法を持つ、経験豊かな医師であることが重要です。ホームページや、医師のプロフィールから症例数を多くこなしているか調べることも重要です。
3.アフターケア
簡単な手術なので、アフターケアがしっかり整っていない場合があります。最後まで、きちんと診てくれ、修正もできる技術の高い病院を選びましょう。
4.カウンセリング
流れ作業のように診察する医師は、質問したくとも出来ません。そのまま納得することが出来ず、手術して仕上がりが良くないと、後悔してしまいます。カウンセリングを重視している病院を選びましょう。また、どんな小さなことでも、分からないことはそのままにしないようにしましょう。
失敗する可能性は?
鼻にコンプレックスがある方にとっては夢のような手術ですが、失敗はないのでしょうか。
切らない鼻尖縮小術の仕上がりを評価する際、鼻筋や鼻先の形状を確認するのですが、特に鼻の整形の場合は感触や持続性、傷あとなども含めて経過観察が大事です。
ダウンタイムが終了した段階での具体的な失敗例としては、切らない鼻尖縮小の施術後、鼻が元通りになってしまった、最初よりも不自然な形になってしまったなどがあります。
また、感染による化膿や、異物反応からのアレルギー、血が溜まってしまう、傷口が開く、糸が出てくる、といった後遺症に悩まされてしまう方もいらっしゃいます。
切らない鼻尖縮小術の失敗で「ポリービーク(PollyBeak)」それっていったい何?
ポリービーク(PollyBeak)という言葉を聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。これは、切らない鼻尖縮小術を受けた際に起こりやすい失敗例とも言われていますが、横から鼻を見た時にオウムのくちばしの様に見えてしまう状態を指します。
ポリービーク(PollyBeak)は鼻の先が盛り上がりすぎてしまっている状態ですので、改善するためには再度手術を受け、形を修正するという方法が一般的になります。
ピンチノーズについて
鼻を細くしたいからと言って、必要以上に細くしてしまうと、鼻をつまんでいるように見える事があります。このような状態になったことをピンチノーズと言います。
ただし、ピンチノーズに関しては、時間の経過とともに多少は元の状態に戻る可能性がありますので、数ヶ月は様子を見守っても良いかもしれません。ただし、手術結果に対して不安に感じるという場合には、施術を行った医師に相談をするようにしましょう。
団子鼻が治らない(後戻り・効果が無い)可能性がある
切らない鼻尖縮小術では、団子鼻が治らない(後戻り・効果が無い)という事が起こる可能性があります。団子鼻が治らない(後戻り・効果が無い)の理由としては、体が元の状態に戻ろうとする働きによるものや手術方法が適していなかったという事が考えられます。
団子鼻の原因は一人ひとり異なります。原因に合わせた治療を行わなければ、効果を得ることが出来ない可能性もありますので、医師としっかりと話し合うようにしましょう。
切らない鼻尖縮小術の再手術・修正
切らない鼻尖縮小術は、メスを使用せず糸を利用して鼻を細くする施術です。鼻先を細くしたいけど、手術することに抵抗を感じる場合には良い方法です。
切らない鼻尖縮小術は、後戻りしてしまったり、鼻が不自然な形状になることなどがありますが、修正は再手術で可能になります。
切らない鼻尖縮小術は、糸によるプチ整形なので比較的安価ですが、満足が得られない場合もあり、この場合は他の施術を検討する必要があります。肌が団子鼻のことが多く、団子鼻は鼻先の軟骨や皮下脂肪の厚さなど原因はさまざまです。
鼻先の左右には鼻翼軟骨があり、この鼻翼軟骨が外側に広がっていることが団子鼻になる原因のひとつです。
クリニックの選び方が大切
鼻の高さだけではなく、鼻のラインや鼻先の角度など細かいデザインや施術が選択できる病院やクリニックを選ぶことが大切です。
また、切らない鼻尖縮小術などで失敗した場合、修正できるかを判断が必要になります。内部組織が崩れてしまうと修正や再手術も難しくなるため、技術の高い医師や病院を選択しセカンドオピニオンを求めても良いです。
切らない鼻尖縮小術の修正の難点とは
トラブル例まとめます。
切らない鼻尖縮小術は、軟骨を縛るだけで、鼻先を細くする方法です。
すると、脂肪が付いていたり、鼻先の皮膚が厚い人は、原因がそのままなので、手術しても元に戻りやすいのです。
また、切らない鼻尖縮小術後は効果があったとしても、体に吸収される糸で処置するだけなので、強度は弱く、効果の持続性は低いです。この他、鼻の形が不自然になってしまったり、糸が飛び出て化膿を起こしてしたりすることもあります。
以上のようなことになったら、やはり切る鼻尖縮小術で修正することになり、二度手間になります。尚且つ、一度、手を加えられている分、簡単に修正出来ない場合もあります。
名医のご紹介はこちらから
切らない鼻尖縮小術を受けるという場合には、自身の希望をしっかりと持ち、信頼することが出来る医師を見つけることが大切です。名医と呼ばれている医師に相談することはもちろん、複数の医師に相談し、技術や実績だけではなく、相性なども確かめた上で手術を依頼するようにしましょう。
気になることがあれば、事前に確認し、納得した上で手術を受けるということが大切です。また、アフターケアもしっかりと行いましょう。
カウンセリングに時間をかけよう
切らない鼻尖縮小術の病院選びで大切なのは、切らない鼻尖縮小の症例数が多いのはもちろん、クオリティの高い切らない鼻尖縮小の症例数が多い名医や有名病院の選択です。
小鼻の膨らみは鼻先の軟骨や皮下脂肪の厚さなど、様々な原因があります。
鼻の高さやライン、鼻先の角度など細かなところまで、顔全体のバランスに合った小鼻の施術が必要となりますので、カウンセリング時から不安なことや自分の希望を医師に的確に伝えることも重要です。
中にはカウンセリングも数分で終了し、手術後のアフターケアも満足にしてもらえない病院もあるようですので注意が必要です。
万一切らない鼻尖縮小を失敗してしまった方は、修正再手術を行うことも可能ですが、まずは修正が出来る状態なのかどうかを医師により判断しなければなりません。
小鼻の内部組織が崩れてしまうと修正再手術は難しくなる為、一段と技術の高い医師や病院選びが必要となってきます。
「上手いクリニック」「おすすめの病院」の紹介はこちらから
切らない鼻尖縮小術は、切る手術と比べると、やはり取っ付き易く、挑戦しやすいです。しかし、持続性が短い、効果が出にくい、戻りやすい等のデメリットがあります。
これらのデメリットを知らずに手術し、知らなかったという人も少なくありません。また、鼻の形が不自然になったり、糸が露出して化膿したりする怖いリスクもあります。修正するにしても、最初から切る手術よりも、難しくなることもあるのです。
手術を決める際は、医師任せにしてはいけません。自分の鼻はどのタイプか、手術方法はどれがいいのか、リスクはどんなものがあるのか等きちんと確認して下さい。
良いことばかり言う医師の時は、一度冷静になって話を聞いて下さい。そして、少しでもおかしいなと感じたら、他の病院に行き、カウンセリングを受けることも大事です。
また、簡単にできるから、価格が安いから等の理由で手術してくれる病院を決めてはいけません。技術力が高く、誠実な信頼できる病院を選んで下さい。
切らない鼻尖縮小術の悩みを抱えている方、どうぞ当相談所にご相談下さい。
おすすめの病院や医師を紹介することもできます。どんな些細なことでも構いません。鼻は、顔の表情を作る重要なパーツです。少しの違いで、顔の表情は大きく変わります。一人で悩まず、まず相談して下さい。
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