人中短縮(鼻下短縮)は、鼻の下側の組織を切除することで、鼻と上唇との間を狭くする手術のことです。人中短縮(鼻下短縮)のほかリップリフトなどとも呼ばれています。
この人中短縮(鼻下短縮)を行うメリットとしては、顔の印象を若々しくするというものです。一般的に鼻と口唇の間が長いと顔全体の印象が間延びしているように見えて老けた印象を与えます。これは加齢にともなって、鼻の下が伸びていくことも影響しており、その結果、鼻の下が伸びることで歳をとったという印象を与えることになります。このため鼻と上唇の間を狭くすることで若々しい印象を与えるといった効果を得ることができます。
手術やデメリットについて
人中短縮(鼻下短縮)の方法としては、鼻の下の組織を切除することであるため外科手術を行うことになります。基本的には細胞の切除であり、それほど難易度の高いものではありませんが、手術を行う医師の縫合術によっては縫合痕が目立つといったデメリットがあります。ただ、近年では精密な縫合技術から、以前に比べてそれほど目立たないようにすることが可能です。手術は局所麻酔または静脈麻酔で行われます。術5、7日程度で抜糸することになります。個人差がありますが人中短縮(鼻下短縮)では切開を伴う手術であるため術後1周間程度は腫れが引かない場合があります。
人中短縮(鼻下短縮)に限らず、手術には失敗のリスクが存在しています。リスクのひとつとしては縫合技術による傷跡の存在です。また美容整形で多いのは出来栄えの良し悪しで、特に仕上がりに満足できない場合には、まずは手術を受けたクリニックに早産するのが無難です。修正手術を受けられる可能性があります。なお、人中短縮(鼻下短縮)は、鼻と口唇の間を狭めることを目的としていますが、一方で鼻中隔延長術など鼻を延長することで鼻下を狭くすることができます。いずれにしてもどちらの方法が良いか、しっかりと検討してくれるクリニックを選ぶ必要があります。
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