鼻先形成は、だんご鼻を治したいと思っている人や、鼻を小さくしたいと思っている人にとても向いています。だんご鼻になってしまうのは、軟骨の発達や皮膚の発達などいろいろな原因があるのです。鼻先形成は、鼻の穴の内側を2cmほど切開します。そして、余分な軟骨を切除して縫い合わせます。その後は、1週間くらいギブスで固定し、軟骨の状態を安定させるのです。鼻先形成の手術にかかる時間は、約60分くらいです。術後の通院は一回でいいですし、術後に腫れるとしても個人差はありますが、一週間くらいとなっています。入院する必要もなりので、日帰りで簡単に手術をしてもらうことができ、忙しい人も大丈夫です。シャワーや洗髪も、当日からすることができるので衛生面も安心です。
アフターケアを怠らないことが大切
鼻先形成は切開する手術になります。そのため、アフターケアも怠らないことが大切です。手術が終わってすぐに激しい運動などを行うと、血流がよくなって腫れが強く出てしまうことがあります。そのため、必要以上に体を動かさないようにしないといけません。さらに、術後しばらくの間は、鼻に強い外力がかからないようにすることが大切です。また、うつ伏せで寝るのも避けることが大切です。自宅に子供がいる場合には、子供に叩かれたりしないように注意をしないといけません。また、術後一週間くらいは、鼻をかまないようにすることも大切です。鼻を強くかんでしまうと、鼻の穴の傷口に負担がかかってしまうのです。鼻水には雑菌がたくさん混じっているので、鼻をかんでしまうと傷口が不潔な状態になってしまいます。花粉症やアレルギーがひどい人の場合は、鼻炎薬などでコントロールするのがおすすめです。手術の内容によっては、3日から7日の間はギプス固定やテーピング固定をすることになります。しかし、マスクをしていれば、周りの人にばれることもありません。また、鼻の周辺は一か月くらいはマッサージをしないようにすることも大切です。
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