日本人の鼻は遺伝的に欧米人と比べると低く、形も悪いことが多いです。せっかく大きな魅力的な目や口を持っていても、鼻の形がすべてを台無しにしてしまうことも少なくありません。そのために鼻にコンプレックスを持っている人も多いようです。
鼻を高くするために行われる隆鼻術では、シリコンやゴアテックスなどの異物を挿入する、鼻シリコンプロテーゼや鼻ゴアテックスプロテーゼが行われるのが一般的です。両者の違いは鼻に挿入する素材がシリコンかゴアテックスかの違いになります。鼻シリコンプロテーゼのメリットは身体組織と癒着をする事がないことです。そのため逆にカプセル拘縮が起きてしまう可能性があるのがデメリットになります。
ゴアテックスは心臓のペースメーカーの材料としても利用
それに対して、鼻ゴアテックスプロテーゼはカプセル拘縮が起きないのが大きなメリットになります。また石灰化したり、浮き出てくるようなこともありませんので、半永久的に使用することができます。このゴアテックスという素材は、心臓のペースメーカーの材料としても利用されていることからも、いかに安心な素材であることかがわかります。もちろん、途中で取り除きたい場合は簡単に取り除くこともできます。
逆に鼻ゴアテックスプロテーゼのデメリットとしては、感染してしまうリスクがあります。ゴアテックスの場合は遅延性の感染になりますので、手術後はしばらく注意する必要があります。また、強く癒着してしまうことも稀にあるようです。それでも取り除きたい場合は問題無く行う事が出来ます。
ダウンタイムは2週間程度
鼻ゴアテックスプロテーゼのダウンタイムは約2週間程度です。費用は30万円~40万円が相場となっていますが、麻酔を静脈麻酔にすると追加料金が発生してしまう場合もあるようです。局所麻酔と比べると、痛みがなく、安心して手術にのぞむことができます。美容外科選びに関しては、慎重に行う必要があります。単純に費用だけで選ぶのではなく、実績と経験が豊富で、安心できる美容外科を選ぶことが大切です。
自然に近い鼻形成ができる
鼻ゴアテックスプロテーゼよる鼻を高くするような治療を行いたいと考えている人におすすめの美容外科などのクリニックは、鼻に関するあらゆる治療を行っていて、鼻を高くするだけではばなく、理想的な鼻の形になるようにデザインしてもらうことができるため、バランスが取れた、理想的な顔に仕上げてもらうことができます。アフターケアをあまり行う必要がない治療になっているため、体にあまり負荷がかからないような治療を行うことができます。目などの顔のほかの部位の治療も同時に行ってもらうことが可能になっていて、さまざまなコンプレックスを一気に解消してもらうことが可能であり、魅力が多い手術を行うことが可能です。
鼻ゴアテックスプロテーゼに使う素材は、人工血管などにも用いられているような生体との親和が優れているようなものであり、鼻に入れ続けても、異常が起こることがほとんどないため、失敗のない治療を受けることが可能になっています。しなやかな素材であることも特徴的であり、鼻の骨などとの相性も良く、自然に近い鼻に仕上げてもらうことが可能になっています。
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