エンドプラストは比較的新しい注入剤で、鼻を高くしたり、顎を出したりしたい人のために使用されています。
注入する部分に麻酔を打ち、少し太めの注射針でエンドプラストを注入します。
指で押さえた形を作ると、ジェル状のエンドプラストが固まりますが、患者さんの身体に吸収されることはなく、その部分に残るのが特徴です。
もし固まったエンドプラストを取りたくなったら、手術して切開し取り除くことになりますが、ほとんど取り除くことができます。
取り除く場合はメスを使う手術になり、出血や腫れや痛みもあるので気をつけてください。
エンドプラストは安全?
エンドプラストはジェルなので、流れないか心配する人もいます。
見た目はジェルですが、カテゴリーはプロテーゼになるので、今までの注入剤のように流れ込むようなことは絶対にないのが特徴です。
患者さんのもともとの身体の組織に流れ込むことはないので、安心して手術を受けることができます。
今までの注入剤は固さがなく、簡単に周囲に流れてしまうので、しっかりとした形を作ることは難しかったです。
しかしエンドプラストは液体ではなく、プロテーゼなので、とても形を形成することに優れています。
気になるのは、手術後のダウンタイムですが、今までの注入剤を注入した時と変わらず、内出血や腫れも少ないのが特徴です。
腫れもむくみ程度で、1週間前後ですぐにひいていきます。
ダウンタイムの期間に痛みを感じる人もいますが、冷えたタオルなどで冷やすと痛みも治まります。
鎮痛剤も処方されるので、ダウンタイム期間に薬を飲めば、痛みも和らぎます。
エンドプラストのリスク
エンドプラストの手術を受ける場合は、リスクもしっかり知っておく必要があります。
リスクとは、万が一出血した時に血液がエンドプラストに混入して合併症が起きる危険性があることです。
トラブルが起きた場合は、手術をして除去することも可能ですが、傷痕が残るので注意が必要です。
発がん性のある物質もあるので、よくリスクも考慮して手術を受けてください。
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