鼻翼縮小術は小鼻縮小術とも呼ばれていて、小鼻が両端に張っていることに悩んでいたり、顔を正面から見ると鼻の穴が目立ってしまうことに悩んでいる人にメリットがある手術方法となっています。
鼻翼縮小術は小鼻の一部分を切り取って鼻の大きさを小さくする手術方法になります。
鼻翼縮小術の手術の方式には小鼻の外側を切り取る方法と鼻の穴の内側を切り取る方法の二種類があります。
鼻の形によって受ける手術が違う
手術を受ける人の鼻の形や、手術を受ける人の希望により、どちらの方式を選ぶのかを決定しますが、一般的には小鼻が両端に張っている人のときは小鼻の外側を切り取る方法を選ぶことになり、大きくて丸い鼻の穴の人のときは鼻の穴の内側を切り取る方法を選ぶことになるということになっていて、小鼻が相当張っている人のときには小鼻の外側を切り取る方法と鼻の穴の内側を切り取る方法の両方を行うこともあります。
鼻翼縮小術の手術を受けると?
鼻翼縮小術の手術を受けると小鼻が下がっている印象になることがあるため、鼻の先を高くする手術も一緒に受ける人も多くなっています。
鼻翼縮小術の手術は一般的には局所麻酔をかけてから行います。
手術にかかる時間はおよそ三十分から四十分ぐらいで、鼻翼縮小術の手術を受けてからおよそ一週間ぐらいの期間で抜糸することになります。
鼻翼縮小術の内、顔の表面にメスを入れる小鼻の外側を切り取る方法を選んだときでも、自分の耳などの組織を使う隆鼻術などの手術のように移植が伴う手術ではないので、手術の後に残る傷の跡は小さくて済み、メスを入れるのも鼻の根元なので小鼻で隠れてしまいますし、手術をうけてから数ヵ月も経つとほとんど傷の跡は目立たなくなります。
近頃は、鼻にメスを入れずに鼻の中に特殊な糸で引き上げて鼻の丸みをスッキリさせる方法もありますが、メスを使った手術に比べると効果は薄く、時と場合により糸が切れてしまって、元の状態に戻ってしまうということもあります。
鼻翼縮小術の手術を受けると張っている小鼻を小さくするだけでなく鼻が膨らみを改善することも可能で、効果が持続するメリットがあります。
- 鼻柱下降術の失敗3つと修正手術まとめ - 2017年11月1日
- L型プロテーゼの失敗の例3つと修正の原因を症例ブログ5つからまとめてみた - 2017年10月31日
- 自家組織移植の失敗3つと修正手術をブログから分析してみた - 2017年10月31日