鼻翼基部や鼻柱の凹みは美容的に見てさみしげな印象を与えてしまうため、その凹みをプロテーゼを入れることで改善に導きます。鼻翼基部プロテーゼ術を行うことで明るく立体的な印象を相手に与えることが可能です。
鼻翼基部プロテーゼ術では、最初に上口唇の裏側の粘膜を左右2cm程度切開した後鼻翼や鼻柱のつけ根部分を上顎の骨から外していきます。それから鼻翼の付け根につくったポケット部分にプロテーゼを挿入し、傷口を縫合すれば官僚となります。プロテーゼの代わりとして軟骨を挿入することもあります。
ただ、鼻翼基部プロテーゼ術を行う際にはリスクも存在することを考慮しておかなければなりません。
鼻翼基部プロテーゼ術のリスクとしては、感染症にかかってしまう可能性が存在することです。何らかの異常が見られるときにはすぐに医療機関へいって治療を受ける必要があります。
医師の技術によって仕上がりが左右される
次に、プロテーゼを入れたときの鼻の崩れが想定されます。プロテーゼを入れる方法は医師の技術によって仕上がりが左右されます。基本的に修正が必要なときは追加して手術を行い、プロテーゼが固定するように対応していきます。
第三に、プロテーゼを入れてから違和感が発生することがあります。その違和感はしばらくの間続きますが通常であれば最大でも半年くらい経ってしまえば消えていきます。しかし、いつまでも長く続くのであればクリニック側でプロテーゼを除去することも行っています。
ダウンタイムについて
ダウンタイムについては、手術後3日くらいまでは腫れてしまいますがだんだん腫れがひいていき10日ほどで腫れについては収まります。しかし、腫れが引いてもむくみが残ってしまうリスクがありますので、しばらくの間は様子を見るようにしていきます。
その他のリスクとしては、改善箇所が小さくあまり効果が実感できなかったり、また逆にふくらみすぎてしまう可能性があります、その場合は一旦プロテーゼを除去してからサイズの違うプロテーゼを入れることで対処します。
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