鼻の整形の名医相談所ー失敗と修正

鼻尖吊り上げ術は、鼻先が垂れ下がっているような鼻の形状を、鼻先を上げる施術です。鼻翼軟骨の一部分を切開して、吊り上げて縫合せることで鼻先を上に上げます。
鼻尖吊り上げ術の施術にはオープン法とクローズ法があります。重度の場合はオープン法で、軽度の場合はクローズ法を選択し、クローズ法は鼻の穴の内側を切開するため傷跡は目立ちません。オープン法は鼻の外側を切開するため傷跡が目立つことがあります。

鼻尖吊り上げ術について

鼻尖が魔女の鼻のように垂れ下がっていると、印象があまりよくありません。そのことでコンプレックスを持っている方もいることでしょう。鼻尖吊り上げ術は、そのような鼻尖が垂れ下がっている鼻を、上に持ち上げ、見栄えを良くするための手術です。

鼻尖吊り上げ術の施術は、鼻腔内から切開して鼻翼軟骨を露出させて、鼻翼軟骨外側脚の頭側を切除します。残した鼻翼軟骨外側脚を上にある外側鼻軟骨につり上げて縫合せて固定します。場合によっては切除した鼻翼軟骨を利用して移植する方法や、鼻翼軟骨内側脚への処理を加える方法を併用する場合もあります。軟骨の吊り上げにはしっかりとした非吸収性糸を使用します。1〜3ヶ月で組織同士がなじみくっつきます。術後に落ち着いたら軟骨は動いたりせず、ずれるようなことはありません。
ダウンタイムは、術後5日前後のギプスでの固定が必要で、抜糸は術後5日〜7日目に行ないます。腫れは約1週間程度で引きます。メイクは、ギプス除去後に行なうことができます。

技術や経験が豊富な医師や病院を選択することも大切

鼻尖吊り上げ術で軟骨を切除し過ぎてアップノーズになることがあります。この場合は修正するために再手術をします。軟骨を切除しすぎてアップノーズになったため、修正手術では軟骨を移植するという大がかりな手術となってしまいます。
鼻尖吊り上げ術を成功させ、修正や再手術をする必要がないよう、技術や経験が豊富な医師や病院を選択することも大切なことです。鼻尖吊り上げ術は鼻先を上向きにしたり鼻の形を決めることができます。手術が成功した場合には、その効果やメリットが大きく、一生を左右することにも繋がります。施術は数ミリの違いでも違う印象になるため、成功のためには技術が高く経験も豊富な医師や病院を選ぶことが大切なのです。