鼻尖形成術とはだんご鼻と呼ばれる鼻をすっきりとした細い鼻先にする整形手術のことを言います。
だんご鼻の原因は皮下脂肪が厚いことや軟骨が発達し過ぎている事など人によって様々です。
そのため、手術によって鼻先の軟骨上あるいは左右軟骨間に存在する脂肪組織を除去するなど不必要な部分を切除します。
鼻尖形成術は特に軟骨が発達している場合に有効な方法で、余分な軟骨を削ることですっきりとした細い鼻先に生まれ変わることができます。
手術方法は、鼻の内側から余分な脂肪や軟骨など、だんご鼻の原因を取り除くので傷跡が目立つことはありませんし効果も持続しやすいと言われています。
上手な医師・クリニックの特徴
鼻尖形成術が上手な医師の特徴としては、まずはしっかりと事前のカウンセリングを行ってくれるという特徴があります。
事前のカウンセリングは患者さんがどのような鼻のかたちにしたいのかを聴くために絶対に必要な機会です。
そのため、上手な医師はその際に患者さんの理想とする鼻のかたちについてしっかりと耳を傾けてくれます。
その上で、しっかりとシュミレーションを行うことによって施術計画を説明してくれるので、安心して施術を任せることができます。
上手な医師は、カウンセリングを行う際には、上手な医師は鼻尖形成術による修正のメリットだけではなく、デメリットについても説明してくれます。
なぜなら、上手な医師はしっかりと鼻尖形成術に関する知識を身に着けていて施術の経験も豊富なので、その経験からメリットだけでなく、デメリットもしっかりと説明するからです。
デメリットよりも施術の効果が上回ると考えられるときだけ、施術を行うことを提案してくれるので施術を任せても安心です。
上手な医師は、鼻尖形成術による修正に関して自分の技術に自信をもっていることから、親身になって施術に関する質問にも答えてくれます。無理なセールスなどを行う病院は避けましょう。
鼻先を細く団子鼻を解消する整形
鼻尖形成術は、鼻先を細くする場合に行われる施術です。鼻先が横に広がっている場合、軟骨が発達している場合、皮下脂肪が多い場合と、人によって原因が変わってきます。
そのため鼻尖形成術は、原因に合わせた施術方法が選ばれます。
まず軟骨が発達している場合は、余分な軟骨を切除して縫合し、1週間ほどギプスで固定し、軟骨を安定させます。
皮下脂肪が多い場合は、鼻先の脂肪を除去して、軟骨を中央に寄せた状態で縫合します。いずれも鼻の穴の中を切開して施術するため、傷跡はほとんど目立つことはありません。
手術後のアフターケアについて
鼻尖形成術の施術は1時間ほどでおわり、シャワーや洗髪は術後すぐに可能です。
しかし、傷口は濡れないよう にしなければならないため、洗い方に注意が必要になります。
術後は個人差がありますが、1週間ほどギプスをつけなければならないため、外出する際はマスク をつけるなどが必要になります。
また、鼻への負担をかけないようにする必要もあります。
そのため、鼻をかむ時は強くかみ過ぎず、軽く拭く程度にします。
就寝時はうつ伏せで寝ると鼻に負担がかかる可能性があるため、うつ伏せではなく、あおむけで寝るようにしなければなりません。
また子供がいる場合に子供と遊 んでいて鼻にぶつかってしまうということもあります。そういった場合も鼻への負担となるので、注意が必要です。術後6か月が経過すれば、傷口も落ち着き、 完成となります。
失敗例について
この鼻尖形成術の失敗例としては、鼻の形に関するものがほとんどです。
まず正面から見た場合は見た目に問題は無く、横から見た場合に鼻先に盛り上がりができるものです。これは軟骨を中央に寄せた場合に起こる可能性があります。
次に鼻筋より鼻先が細くなりすぎた場合に、小鼻と鼻先の間がくぼんでしまうものです。
また、鼻翼軟骨の引き締めが強すぎると、鼻先が上向きになり、正面から鼻の穴が見えやすくなってしまうこともあります。
そして、術後希望通りの形に仕上がった場合でも、時間の経過とともに元に戻ってしまう場合もあります。
さらに、施術をしても形が変わらなかったという場合もあります。
このような失敗例もあるので、それを把握したうえで、しっかりとした医師を探すことが重要です。
知っておいてほしい、鼻尖形成術の失敗。鼻先の圧迫ってどういうこと?
鼻尖形成術を受ける場合に起こりうるピンチノーズやポリーピークなどの症状は鼻先の圧迫が原因で起こります。
鼻を無理な形に変形させようとするので、どうしても鼻の別の部分に負担がかかっていまい、そのために予期していなかった鼻の変形を引き起こすことがあります。
ですから、できるだけ美しく尖った鼻先にするためには、鼻先にかかっている圧迫を和らげる必要があります。そのために軟骨の切除などが必要な場合もあります。
ポリービーク(PollyBeak)
鼻先の形を整形するための手術として鼻尖形成術がありますが、この方法にはいくつかのリスクがあります。その一つがポリービーク(PollyBeak)です。
鼻尖形成術はだんご鼻を尖った先端の鼻にするための手術ですが、手術の方法が悪いと逆に鼻に丸みが出てしまうことがあります。
鳥のくちばしのような形状になるために、ポリービークといわれています。この症状が出ないようにするためには、軟骨の処理の方法などが重要になります。
ピンチノーズについて
鼻尖形成術を受ける場合に起こりうるリスクとしてはピンチノーズという症状もあります。これは鼻先を細くしようとしたために、鼻先にくぼみが現れることです。
鼻をつまんだときに現れるくぼみに似ていることから、ピンチノーズという名前がつけられています。
ピンチとは英語で洗濯ばさみのことを意味しています。こうした症状はもともと鼻の皮が薄いほど、起こりやすくなっています。ですから鼻の皮が薄い人は、特に注意が必要になります。
デザイン的な失敗例
鼻尖形成術にもデメリットがあります。それは鼻の内側の手術になるため、医師の技術が大きくかかわってくるということです。
鼻先は1mm単位の変化でも印象が違ってきます。
そのため意図していた鼻と比べて、細くない、上向きになってしまうことがあり自分の思った通りの鼻先にならないということで、修正希望が多い手術でもあります。
修正を希望される場合、まずは手術をおこなったクリニックに相談してください。
ほとんどの病院では手術に対して一定期間の間、保証期間という無料で何回でも修正をしてくれる期間を設けています。
そのため、手術結果が自分の希望と異なっていた場合、料金が再度発生することなく再度手術を受けることが出来ます。
ダウンンタイムが長引くこともデメリット
また鼻尖形成術のダウンタイムは個人差はありますが、約1週間程度となります。
比較的ダウンタイムは少ない手術ですが、それでも自然な状態に仕上がるには約1ヵ月後必要となります。
修正となると前回より腫れが強く出るケースがありますので、それよりも多くの期間が必要になるケースもあります。
クリニックを選ぶ際は料金の安さで選ばずに修正が多い手術であるということをしっかり考慮に入れ、医師の技術力が高く、アフターケアのサービスが充実しているクリニックを選ぶことをおすすめします。
おすすめの医師について
美しい鼻を手に入れるために、整形手術はとても効果がある方法ですが、その反面、失敗したら、非常にリスクが大きい手術でもあります。
だからこそ、できるだけ信頼のできる技術の高い医師に手術をしてもらうことが必要になります。
どのような医師に手術をしてもらえばよいかわからないという方は、当相談所までお気軽にご相談ください。当相談所では受けたい鼻の手術にあわせて信頼のできるおすすめの医師をご紹介しています。
「上手いクリニック」「おすすめの病院」の紹介はこちらから
鼻尖形成術は鼻のかたちをきれいにするために非常に有効な施術です。しかしながら、鼻尖形成術による修正にもリスクがあることをしっかりとに理解しておく必要があります。
技術が未熟な医師が鼻尖形成術による修正を行うと、顔全体と鼻のバランスが崩れてしまうケースがあります。
たとえば、横から見ると、鼻がオウムのくちばしのような形に見えてしまうようなケースです。
こうしたケースは、鼻尖形成術による修正の際に、軟骨を中央に寄せるような施術を行った場合に起こりやすいケースと言えます。このように、鼻は顔全体のバランスに影響を与えるため、慎重に信頼できる医師を選ぶようにすることが大切です。
上手な医師はカウンセリングを事前にしっかりと行い、患者さんの意向をしっかりと確認します。その上で、施術に関するメリットとデメリットを説明してくれます。
メリットだけではなく、デメリットまで説明するのは、その医師が施術に自信があることの証拠です。技術力のある医師は決して無理なセールスをしません。
当相談所では、おすすめのクリニックに所属する名医を紹介をしております。お客様が安心して施術を受けることができるようにサポート致しますのでお気軽にご連絡ください。
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