鼻孔縁下降術とは、鼻の縁が上に切り込んでいる状態を下降させ整える施術です。小鼻の縁が下に伸びることにより鼻の穴が見えにくくなる効果が得られ、正面や側面から見て鼻が上向いている方や、鼻孔が大きく相手に丸見えでコンプレックスを感じている方、鼻孔の形が左右で非対称のに方などに大変人気の高い施術です。
鼻孔縁下降術の基本的な流れ
鼻孔縁下降術の基本的な流れは、まずは小鼻の裏側にメスを入れ、鼻孔縁を下方に移動させます。移動させた分だけ隙間ができるのですが、その隙間が閉じてしまうと元通りになってしまうので、閉じないように耳などから採取してきた皮膚や軟骨を移植し、その後1週間ほど圧迫固定します。腫れたりするダウンタイムは人によって違いますが、3日から1週間ほどみておくとよいでしょう。メスを用いる施術ではありますが、移植元は大抵耳の裏側ですので採取した後縫い縮めるとほとんど目立たちませんし、鼻孔の方も小鼻の裏側の鼻孔内を切るだけなので傷跡は一切見えません。注意点としては術前と術後しばらくは喫煙を控えることになります。喫煙をしてしまうと移植した組織の生着の可能性が低くなり、あまり良い結果につながりません。
信頼できる腕の良い医師を選ぶ
人間の鼻というのは複雑な立体形状をしており、個人個人で改善方法が違ってきます。鼻孔縁下降術はそれ単独で行うというよりも、他の鼻の整形手術を補完するような形でとられることが多いです。例えば鼻先が上向きのアップノーズの方は鼻中隔延長術で鼻先をのばしますが、それだけでは鼻の穴が下向くことはあまりなく、特に小鼻が硬くてのびにくい場合に併用したりします。
そして、ただ下向きにしただけでなく、人間の鼻としてスムーズな形にする必要があり、鼻尖や鼻翼などの周囲組織との関係や、移植された組織の生着率を考慮してトリミングしなければ自然な仕上がりとはなりません。鼻孔縁下降術を行う際はこれらのことを踏まえて、信頼できる腕の良い医師を選ぶようにしましょう。
評判の良い、鼻孔縁下降術を行っているクリニックはココです!
鼻孔縁下降術は鼻の穴を目立たなくするための整形手術で、鼻が両脇に広がっていて穴が大きい人や横から見ると鼻の穴が切れ込んでいるように見えたり、鼻の高さは不満がないけれど鼻の穴が正面からしっかり見えてしまうのが気に入らない人に有効です。小鼻の縁を長くすることで鼻の穴が自然に小さくなり、全体的に下を向いているような仕上がりになるので鼻先を伸ばす手術と並行して行われることもあります。
美容外科の評判がよくて、鼻の手術をいろいろ行っているので臨機応変に対応してもらえます。複数の施術法を組み合わせて患者に最適な方法で美しい鼻にしたり、以前の手術歴や整形の経験などを考慮して慎重にカウンセリングをしてもらえるので仕上がりのイメージがはっきりしていて、本当になりたい鼻を手に入れることができます。ダウンタイム中のケアや術後の検診もしっかりやってくれるので初めての人でも安心して受けられます。
鼻孔縁下降術を受けるときの値段は、安い病院だと30万円前後です。耳の軟骨を採取して鼻に移植するので術後72時間程度はギプスをして生活することになり、1週間程度で抜糸も必要です。ギプス代や術後の検診に別途費用がかかったり、麻酔は別料金になっているクリニックもあるので施術を受ける前に料金には何が含まれているのか確認しておかないと最終的な金額にびっくりすることがあるので気をつけましょう。
移植した軟骨がしっかり固定できないと曲がったような仕上がりになったり、後から鼻孔の形が崩れておかしくなる失敗があるので評判のいい美容外科で信頼できるドクターに手術をしてもらえるようにしましょう。鼻孔縁下降術は鼻の内部を切開するので表面には傷跡が残らず、鼻の穴は目立たなくなるので傷口が見えてしまうこともありません。半永久的に効果が続いて、ヒアルロン酸など吸収されてしまう素材よりも確かな効果が得られる手術です。
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