鼻の整形の名医相談所ー失敗と修正

顔の中心を貫く鼻。太くどっしりと重い印象の、また曲がってしまっている鼻を、スッキリと美しいラインに仕上げるのが、鼻骨幅寄せ手術です。

鼻は顔の印象を大きく左右しますから、失敗しないためにも、お医者さま選びも慎重に行いましょう。
鼻骨幅寄せとは、鼻の内側にメスを入れ切開し、鼻骨を削り、内側に寄せ、ギブスで固定するというもの。鼻の内側施術ですから、傷跡は目立ちません。でも、顔面の骨を削るわけですから、術後しばらくは腫れや痛みが残ります。

そしてとてもデリケートな部分の手術ですので、医師の技術により、結果に大きな違いが出たりすることもあります。ですから、技術の高い、学会研究を行う、いわゆる鼻の名医を探し選ぶことは重要です。

医師選びは慎重に

過去に鼻骨幅寄せ手術を受けた方々の写真やコメントを見てみると、成功し満足している方がいる一方で、鼻が曲がってしまった、段差ができてしまった、横顔や正面から見た顔の印象が自分ではない、鼻の穴の大きさが左右全然違うなど、大きな痛手を負ってしまった方々も多くいるようです。そして、その多くは修復不可能、もしくは医者に取り合ってもらえなかったなど辛い思いをしておられます。
それを考えると、美しく凛とした表情を作り出すこの鼻骨幅寄せ手術、どのクリニックでどの医師に施術してもらうかは、慎重に慎重を重ねて選ぶべきと言えるでしょう。

テクニックや知識の薄い医師

テクニックや知識の薄い医師にまかせると、実際の傷跡よりも深く、心に傷を負うことになりかねません。
でも、数少ないとはいえ、実際に鼻の名医は日本各地にいて、インフォームドコンセント、アフターケアを含め、きっちりとした手術を行っていますので、実際にそこで施術した方々のコメントや、そのクリニックの医師について良く知って選ぶなら、心配せずに手術を受けることができます。
いずれにしても、決して後悔しない、美しい鼻を手に入れるための情報収集には、労力を惜しまないことをお勧めします。

鼻骨幅寄せでおすすめな美容外科は?

ワシ鼻の修正は軟骨を取り除くのが一般的ですが、鼻の根元の部分が太い場合には鼻骨骨切幅寄せ術を行ないます。この手術はほっそりした鼻筋にして、鼻全体を小さく見せるのに効果的です。また曲がった鼻筋を矯正するためにも用いられます。一度手術すれば、効果は半永久的に続くのが特徴です。鼻の穴の内側から切開するため、傷跡が目立つこともありません。ただし鼻を高くする効果はないため、場合によってプロテーゼ挿入など別の方法を使う必要があります。

鼻骨幅寄せを実施している美容外科は数多くありますが、鼻骨にノミで亀裂を入れ、幅を寄せてギプスで固定するという難しい手術なので、かなりの熟練が必要とされます。欧米では症例数も豊富ですが、日本で施術を受ける人はまだまだ少なく、取り扱っているクリニックも多くはありません。手術を受けるなら、経験を積んだ技術力のあるドクターを選ぶことが大切です。

鼻骨幅寄せ手術の値段は、60万円程度が標準的になります。安いクリニックでは40万円代から施術を受けられますが、人によっても違いがあるため、個別にカウンセリングを受けることが欠かせません。手術は全身麻酔で行なうため、手術中の痛みはありません。

鼻骨幅寄せの手術後は、最低2週間ほどギプスを装着しておく必要があります。また1か月ぐらいの間は、鼻に強い衝撃を与えると変形してしまう恐れがあります。手術中に感染したり、縫った傷口が開いたりする可能性も皆無とは言えません。また左右対称でなくなったり、あまり効果が感じられなかったりする失敗例も見られます。このような場合は再手術やヒアルロン酸注入で対応しますが、あまり繰り返して鼻骨をいじるのは避けたほうが良いでしょう。ヒアルロン酸には一時的な効果しかありません。一度で確実な効果を得るためには、評判の良いクリニックで腕の良い医師に施術してもらうことが第一となります。