鼻中隔延長術(肋軟骨)の料金相場は、45〜100万円です。耳介軟骨と鼻中隔軟骨よりも肋軟骨を使う場合が費用が高くなります。
鼻中隔延長術は、希望の変化やもともとの鼻の状態に応じて、採取場所を上記の3つの中から選択します。
鼻中隔延長術(肋軟骨)から採取する場合には、バストのアンダーの位置を約3cmほど切開して、そこから軟骨を採取します。採取したら傷口を縫合します。肋軟骨のメリットは、移植材料となる軟骨を多く採取できるところです。採取した後に肋軟骨周辺が変形してしまう心配もありません。
鼻中隔延長術(肋軟骨)は、経鼻柱を切開するオープン法で行うことが多いです。鼻の穴の中からアプローチするクローズ法は傷口が目立たないというメリットがありますが、術野が狭くなってしまい、操作が難しいからです。鼻中隔軟骨に採取した肋軟骨を組み合わせて、延長して鼻の向きと高さを整えていきます。
どんな手術?
鼻中隔延長術(肋軟骨)は、簡単に言えば右鼻と左鼻の間の鼻柱の部分(鼻中隔)に、採取した軟骨を入れて延長することで、見た目を良くする手術です。
日本人はもともとこの鼻中隔が短い傾向にあるので、鼻が低くなったり、上向きの鼻、団子鼻になりやすいと言われています。
この手術は基本的に全身麻酔で行うので、手術中の痛みや恐怖心は感じずに済みます。クリニックによってオープン法でやるかクローズ法でやるかが異なる可能性があるので、事前に医師に確認しておくようにしましょう。
ダウンタイムにつて
手術後は1週間は鼻にギプスを装着して固定します。ダウンタイムは個人差はありますが10〜14日ほどと若干長めなので、ゆっくり休めるときに手術を受けるのが望ましいでしょう。
鼻中隔延長術(肋軟骨)は特に大きな軟骨を使って、大きな変化をつける手術です。そのため、鼻を長くしすぎてしまった、などのトラブルが生じる可能性もあります。
トラブルにすぐに応じてもらえるように、メールなどのアフターケアが整っているクリニックを利用すると安心です。
- 鼻柱下降術の失敗3つと修正手術まとめ - 2017年11月1日
- L型プロテーゼの失敗の例3つと修正の原因を症例ブログ5つからまとめてみた - 2017年10月31日
- 自家組織移植の失敗3つと修正手術をブログから分析してみた - 2017年10月31日