鼻の整形の名医
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自家組織移植のダウンタイム

自家組織移植とは、軟骨や筋膜など自分の体から採取した組織を移植して行う手術です。その多くは隆鼻手術(鼻を高くする)などの美容医療で行われています。

隆鼻手術を行う場合、鼻に詰め物をして形を整えるのですが、その材料は自家組織と人工材料があります。人工材料はシリコン樹脂などの生体反応が少ない素材が使われ、プロテーゼやゴアテックスなどが知られています。
一方、自家組織は骨、軟骨、筋膜、真皮などが使われ、主に耳介軟骨や脇肋骨(肋骨と胸骨をつないでいる軟骨)、鼻中隔軟骨(鼻の奥にある軟骨)が使われます。自家組織移植の場合は自分の体から採取した組織なので、感染症などの合併症が起きる、アレルギー反応を起こす、皮膚を突き破って出てしまうといったリスクが低く、安全性が高いのが特徴です。
また、自然な仕上がりとなり、レントゲンにも映りません。
ただし、プロテーゼなどの人工材料で行う隆鼻手術に比べると大きな変化は望めないため、より高い鼻を理想とする場合はあまり適していません。

また、自家組織移植は隆鼻手術を行う前に組織を取り出す手術をしなければならないという手間もあり、料金も人工材料を使う時に比べて高額となります。
自家組織移植のダウンタイム

ダウンタイムについて

自家組織移植のダウンタイムとしては、強い腫れと痛みは1~2週間ほど続き、3~7日間はテープやギプスにより強く固定する必要があります。移植した組織が鼻になじむまでは半年ほどかかります。

以前は自家組織移植で隆鼻手術を行うと、自分の体の組織であるため人工材料に比べて鼻の組織と癒着し、形が気に入らなかった時に修正するのが大変難しいというデメリットがありました。
しかし、近年では軟骨細片という、採取した組織を細かく砕いて形造る方式の手術法が開発され、2次修正困難というデメリットを払拭しています。
自家組織移植は手術に2時間以上を費やし、高度な技術が必要となります。そのため、信頼できるクリニックで受ける必要があります。

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